工学部
改組情報
2017年4月改組前の工学部5学科13コース
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量子エネルギー工学コース

明日のエネルギーを創る量子エネルギー工学

量子エネルギー工学コース 私たちのコースでは、ミクロな世界の最小単位としてのエネルギー量子とエネルギー源としての原子核エネルギーを対象として、「量子科学」「エネルギー科学」「原子力学」の三つの柱を中核として研究・教育を行っています。
 地球環境問題や資源問題に代表される世界的な課題を解決し、私たちが健康で幸福な生活を送るためには、高度な科学技術が不可欠であることは明らかです。私たちは、原子、原子核、中性子、電子、光子などがもつ「量子の力」を利用して、これらの問題の解決のために努力しています。
 たとえば、リチウムイオンバッテリーの高性能化、エネルギー機能材料・排気ガス用触媒の開発、量子ビームの医療・産業応用、同位体分析による起源同定、大気中の炭素循環、核融合炉・先進的核分裂炉の開発など、多種多様な研究開発に取り組んでいます。
 私たちは「量子」「エネルギー」を対象として、学術的のみならず、社会的に影響と貢献が大きい研究を遂行しています。皆さんも、私たちと一緒に「量子の力」で世界をよりよくする研究に加わりませんか?

メッセージ

教員から

教員写真 太陽光、風力、波力、水力、石油、石炭、天然ガス、原子力、核融合、熱電変換、発光ダイオード、半導体、電子顕微鏡、放射線医療・・・これらのもとをたどっていけば、全ては「量子の力」に行き着きます。まさに全ての道は「量子」に通ずる、と言えるでしょう。私たちの量子エネルギーコースは、「量子の力」を対象とした研究に取り組んでいるという観点から、現代の科学を支える一つの基盤分野を担っていると自負しています。幅広い分野を対象としているが故に、研究の内容が分かりにくくなっているかもしれません。しかし、その研究内容を少し見てください。きっと皆さんが興味を持っている分野があるでしょう。それがきっと「量子の力」を開くための扉です。さあ、一緒に世界を変える「量子の力」探しの旅に出ましょう。

先輩から

 現在私たちは、工学の発展によって生じた環境汚染、地球温暖化、エネルギー資源の枯渇といった様々な問題に直面しています。
 本コースでは、これらの問題解決に取り組む様々な研究が行われています。エネルギー資源のリサイクル技術の開発、核融合エネルギーの実現を目指したプラズマの研究や新規エネルギー材料の開発など、いずれも将来野われわれのエネルギー社会を支えるために重要な研究テーマです。本コースの教員・先輩は、環境問題やエネルギー問題に強い関心をもっている高校生の皆さんを、熱意をもって指導してくれるでしょう。

他にもメッセージが「工学の道・データ編」に掲載されています。ご覧ください。資料請求はこちら

メッセージ

取得可能な資格

第1種・第2種放射線取扱主任者、核燃料取扱主任者、原子炉主任技術者、X線作業主任者、教育免許(高校工業)、技術士

卒業生の主な就職先

 最近5年間では、学部卒業生の約8割が大学院に進学しています。
 以下には、学部卒業生及び大学院修了生の主な就職先を示します。

アイシン・エイ・ダブリュ、アイシン精機、旭硝子、アルプス技研、アロカ、石川島播磨重工業、イビデン、NECソフト、NTTデータ、川崎重工業、関西電力、キヤノン、九州電力、京セラ、原子燃料工業、三洋電機、昭和電工、新日本製鉄、住友商事、大同特殊鋼、田中貴金属工業、中部電力、千代田化工建設、電源開発、電力中央研究所、東京電力、東芝、東邦ガス、東陽テクニカ、トヨタ自動車、豊田自動織機、トヨタ車体、日本原子力研究開発機構、日本原子力発電、日本原燃、日本特殊陶業、日本非破壊検査、日本プロセス、日本メジフィジックス、野村総合研究所、浜松ホトニクス、日立システムエンジニアリング、日立製作所、日立ソフトエンジニアリング、富士電機、富士通、三菱重工業、三菱電機、三菱マテリアル、メイラ、文部科学省、ローム浜松

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