工学部
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2017年4月改組前の工学部5学科13コース
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建築学コース

建築学 夢を情熱と技術でかたちにする

建築学コース 建築家は英語でアーキテクト(architect)。これはギリシャ語の偉大なる技術者という意味の言葉です。この言葉の通り、かつては一人の建築家が、建築に必要なすべての知識をもって設計していました。
しかし、建築学が発展するにつれ、それは次第に専門分化していきました。大学での勉強も高学年になるにつれて建築学の中でもさらに細分化された各専門領域に進むようになっています。しかし建築の設計は単機能の機械の設計とは違い、人間がそこで日常生活を送る空間をつくっていく作業です。
そのためには建築家がいつも広い視野と高い知見を持っている必要があるのです。

 建築学コースではこのことを念頭において、専門の知識のみを持った技術者を目指すのではなく、広範な教養に支えられた総合技術者を育成することを目標にしています。

メッセージ

先輩から

 建物を作ることとは、建物の理想的な形を創造する、社会的・経済的状況からの制約と折り合いをつける、現物を効率的・安全に作り出す、など、多くの職種の人が一つの建物に対して協力して作ることであると思います。  その一角に参加し、みんなで苦労・努力を重ねてできた建物は「みんなの作品」であると同時に「自分の作品」となります。「自分」を世に表現できたと感動できる瞬間が建築の仕事にはあると思います。皆さんにも建築を通して「自分」を表現する喜びの瞬間を大切にしてほしいと思います。

 『建築』の設計に携わっていると、建築の計画、構造、設備等の知識はもちろんですが、住む方、使う方の生活スタイルを理解することや、都市空間から見た景観についての知識、都市環境に対する配慮など、様々な知識が必要であると痛感します。それらの様々な知識を自分なりに解釈し、1つの建築、1つの街として提案し、形にすることが『建築』のおもしろさであると実感しています。提案した建築が30年以上、都市の景観を構成する要素になると思うとより良い建築を提案していきたいと思います。

他にもメッセージが「工学の道・データ編」に掲載されています。ご覧ください。資料請求はこちら

メッセージ

取得可能な資格

 建築士(1級、2級)、構造設計1級建築士、設備設計1級建築士、建築設備士、宅地建物取引主任、技術士、建築物環境衛生技術管理者、特殊建築物調査資格者、消防設備士(甲種)、建築施工管理技士(1級、2級)、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、等

卒業生の主な就職先

愛知県、淺沼組、旭化成、NTTファシリティーズ、大林組、奥村組、鹿島建設、熊谷組、鴻池組、三晃空調、清水建設、積水ハウス、大成建設、大和ハウス、高砂熱学工業、竹中工務店、中部電力、東邦ガス、戸田建設、名古屋市、名古屋大学、日建設計、UR都市機構、等

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