工学部
改組情報
2017年4月改組前の工学部5学科13コース
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分子化学工学コース

地球号のナビゲーター「分子の目」

応用化学コース これからの地球号が直面する「環境」の問題には「物質」「情報」「エネルギー」がその形や質を変えていく「プロセス」が深くかかわっています。分子化学工学は、このような「物質変換」「情報変換」「エネルギー変換」などのプロセスをマクロとミクロな視点から体系化し、これら相互の関係を「システム」として統合・制御する工学体系です。

 地球号のコックピットへ座る君には、こうした工学体系に習熟し、的確な判断をもとにこれを応用してゆく能力が要求されます。このため分子化学工学コースでは多彩なメニュー(カリキュラム)を用意しています。このカリキュラムにより、さまざまな変換プロセスを分子レベルまで掘り下げて理解し、新素材や新エネルギーの開発などを進めるともに、地球レベルの問題にも取り組み、環境と調和のとれた技術を目指すことができます。

メッセージ

教員から

教員写真 固体・液体・気体が存在し、流れがあり、重力・電気力・磁気力などが同時に作用し、化学反応も進行している・・・といった複雑な現象でも総合的に把握、理解のできる工学が“分子化学工学”です。
 化学反応を意のままに操ることはすべての産業の基本です。化学の専門的な知識だけでなく、幅広い分野に興味を持った人に“分子化学工学”は最適です。

先輩から

 学科名からは「化学」専門と思われがちですが、物質、エネルギー、情報をすべて扱う、言うなれば“総合化”であり、あらゆる分野に精通する方法論を身につけることができます。
 実際に仕事につくと、“機械”ではなく、“化学”ばかりでもない、両方を組み合わせた境界領域の問題に多くぶつかります。“化学工学”で学んだ知識や方法論が役立ちます。これからの高度技術社会では、より精密な学問が要求されるため、“分子化学工学”の卒業生が強く望まれています。

他にもメッセージが「工学の道・データ編」に掲載されています。ご覧ください。資料請求はこちら

メッセージ

活躍できる主な就職先

 卒業後の活躍分野は学問の性格上、幅広く分布し、化学工業のみならず、機械、電気・電子、航空、宇宙、食品・医療、材料の各産業に広がっている。全ての産業分野において、技術の革新、高度化が促進されており、そのためには物資の根源である分子レベルからの技術開発が重要になっています。
 これまでの卒業生が開拓し、活躍している分野に新しく「分子化学工学」の教育を受けた若者の参加が強く望まれています。

卒業生の主な就職先

 <過去5年間の主な就職先>
IHI、アイシン精機、旭硝子、出光興産、INAX、NTT、花王、協和発酵、キリンビール、キヤノン、三共、信越化学工業、新日本製鐵、スズキ、住友化学工業、大日本インキ化学工業、JSR、東海ゴム工業、東邦ガス、東レ、東洋エンジニアリング、豊田合成、トヨタ自動車、ミツカン、名古屋パルプ、日清食品、日揮、日本製粉、日本メナード化粧品、ノリタケカンパニーリミテド、日立造船、ブラザー工業、ブリジストン、ポッカコーポレーション、三井石油化学、三井造船、三菱化学、山武、三菱重工業、村田製作所、リンナイ

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