工学部
改組情報
2017年4月改組前の工学部5学科13コース
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機械システム工学コース

21世紀のクリエイターでいこう

機械システム工学コース 人類文明の発展の道程において発明され、創造されてきた多種多様な工業製品に取り囲まれ、その便利さを当たり前のように受け止めて、私たちは平穏な日々を営んでいます。機械工学とは、このように人々に圧倒的な恩恵を与えるあらゆる工業製品を設計し、生産するために必要とされるすべての自然科学的な「基礎」と「応用」技術を探求する広範な学問体系であるといえるでしょう。

 直面する問題に対し鋭利に深く思索し、分析、解析する能力(基礎力)ばかりでなく、広範な知識を有し基礎的な学問を統合して、新しい機械やシステムを纏め上げる能力(総合力)が必要とされる状況が多岐にわたり、また、それを回避するのも困難であることが多いのが昨今の実状です。そのような厳しい現実を目の当たりにしたとき、一見相反する能力を併有し、想像性豊かな次世紀的技術者を育成し、かつ学問的研究を行う場が機械システム工学コースです。

メッセージ

教員から

教員写真 機械工学は力学を基礎とする工学の一分野です。皆さんになじみの深い自動車、航空機をはじめとして、これから重要となる医療・福祉機器、環境・エネルギー機器、情報機器などの設計・製造等、現代文明の基盤技術を支える最も重要な学問です。
 私の専門は計算バイオメカニクス,特に骨,筋等の数理モデルの定式化,大腿骨頸部骨折等の疾病解明シミュレーション,自動車衝突安全に関わるインパクトバイオメカニクスですが、これも機械工学の一部です。来るべき少子超高齢社会における質の高い人間生活を支援するための疾病・事故による傷害の防止に関わる研究に従事しています。
 伝統はあるけれども新しいこの魅力的な機械工学の研究に皆さんも加わってみませんか。

先輩から

 機械工学は全ての工学の中心。その研究範囲は広い。学部の3年間で自分の専門を見つけ、研究室に配属されてからの3年間で研究者としての基礎を身につける。講座も多く、きっと自分の専門が見つかるはず。(博士前期課程1年) 人を手伝う機械。機械を作る機械。古い機械を再生する機械。社会のニーズに豊かな創造性と感性で応えることが次世代の機械屋の使命です。もちろん大学での知識も大切です!(旧 通産省機械技術研究所(現 産業技術総合研究所)、平成3年度博士前期課程卒)

他にもメッセージが「工学の道・データ編」に掲載されています。ご覧ください。資料請求はこちら

メッセージ

卒業生の主な就職先

<機械>アイシンAW、アイシン精機、スズキ、デンソー、トヨタ自動車、豊田自動織機、トヨタ車体、日産自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車、ヤマハ発電機
<電気>NEC、NTT西日本、関西電力、キャノン、シャープ、ソニー、中部電力、東芝、パナソニック、パナソニック電工、日立製作所、ブラザー工業、三菱電機、安川電機、リコー
<重工>石川島播磨重工業、川崎重工業、富士重工業、三菱重工業
<金属>大同特殊鋼、神戸製鋼、新日本製鐵 (あいうえお順)

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