大学院工学研究科
改組情報
2017年4月改組前の工学研究科12専攻
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機械情報システム工学分野

電子機械工学分野 電子機械工学分野は、自動車やロボットに代表されるメカトロニクス製品の高機能化・知能化・多様化に対する社会的ニーズに対応するため、機械工学と電子・情報工学を基盤として、人と共生し、かつ環境と調和した新たな学際領域としてのメカトロニクスの体系化を目的としている。
「メカトロニクス設計講座」と「メカトロニクス制御講座」の2大講座で構成され、計算機援用設計、動力学モデリング・解析、知的センシング、システム制御、生体システム、モビリティシステム等に関連した研究と教育をめざしている。

メッセージ

教員から

教員写真 科学技術立国を目指す日本において、グリーンイノベーションやライフイノベーションに代表されるように、科学技術はその構造を変貌させようとしています。 メカトロニクス分野における技術革新に目を向けた場合、機械や電気といった従来型の基幹分野の要素技術から、複数の基幹分野に跨るシステム統合技術への変貌が求められています。そこでは、「どのように作るか」から「何をどのように創るか」が重要視され、次世代に向けてのイノベーション創出が期待されています。特に中部地域は、自動車産業や航空機産業等、我が国随一のメカトロニクス産業の集積地域でもあることから、私たちは、常に社会の要請に耳を傾け、先端的な学術研究を追究しつつ、人類の福祉と文化の発展、世界の産業に貢献することを願っています。私たちと一緒に、「知の創出」と「社会的価値の創造」という新しい扉を開きましょう。

先輩から

・今や電子制御を伴わない機械はほとんどありません。ものづくりの産業界では、機械と電気を境界なく学んだ技術者がリーダーとなって、プロジェクトを推進することが求められています。電子機械工学はそんな技術者への入り口です。

・ソフトとハードの融合、それが電子機械です。どちらか片方だけに精通していても今の世の中に必要とされている製品やシステムは作れません。双方に強いエンジニア、電子機械分野はそんな無敵のエンジニアが育つ場所です。

・手元に目を遣れば時計が時を刻み、空を見上げれば飛行機が人を運ぶ。道具は人の力、その源=知恵の集積が電子機械機械工学です。知恵を使い試行錯誤しながら思い描いた道具を作るのは、わくわく感に満ちた楽しい時間です。

・大学では自分自身が積極的に行動することで、いろいろな道を切り開くことが可能です。特に工学部の研究では、自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていくことができると思います。自ら行動し、大学生活を有意義なものにしてください。

・工学は夢を具現化する道具です。使い方を色々試し、用途に合わせて改善しよう。試行錯誤から体得した技は、夢に君らしいかたちを与えてくれる。君の夢と創意工夫をかたちにして、世界を面白くしてやりませんか。

・机に向かっての勉強で得た知識が、工場など製造の現場でどう活かされるのかを、工場見学や共同研究などを通して学ぶことのできるチャンスがたくさんあります。

DATA

活躍できる主な就職先

 自動車関連、重工業関連、電気機器関連、工作機械関連、IT関連、電力関連、研究所関連等多岐にわたっています。

卒業生の主な就職先

<自動車関連>
デンソー、トヨタ自動車、ヤマハ発動機、豊田自動織機、アスモ、スズキ、本田技研工業、アイシン・エィ・ダブリュ、ダイハツ工業、トヨタ車体、日産自動車
<重工業関連>
三菱重工業、川崎重工業、IHI、アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド、東明工業、新日本製鐵
<電気機器関連>
日立製作所、三菱電機、シャープ、富士通、東芝、リコー、グローバルストレージテクノロジーズ、ソニー、パナソニックエコシステムズ、愛知電機、松下電器産業、東洋電機製造、日本アイ・ビー・エム、日本ヒユーレットパッカード、日本信号、日立アプライアンス
<工作機械関連>
マキタ、オークマ、クボタ、コマツ、NTN、エヌティーツール、オプトン、近藤製作所、シンジーテック、島津製作所、日本特殊陶業
<IT関連>
三菱電機メカトロニクスソフトウェア、KDDI、LASSIC、ソフトバンク、ヤフー、ワークスアプリケーションズ
<電力関連>
中部電力、沖縄電力、九州電力、四国電力、東邦ガス、東北電力
<研究所関連>
宇宙航空研究開発機構、名古屋市公務員、豊田中央研究所

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