大学院工学研究科
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2017年4月改組前の工学研究科12専攻
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物質制御工学専攻

物質制御工学専攻 人類は、より高度で快適な生活環境を文明の発達により実現してきました。人類の歴史が、石器、土器、鉄器時代と材料で区分されていることからも明らかなように、文明はより高度な材料の出現によって飛躍的に発展してきました。しかしより高度な材料の生産にはより多くのエネルギーを必要とし、原料も地球上のどこにも存在するものから遍在する資源へと変化してきました。その結果として、資源・エネルギー・環境問題が人類の最大の課題となってきました。
 しかしながら人類が健康を維持しさらに高度で快適な生活を実現するためには、新たな機能を持った材料の創製が不可欠です。そのためには、地球上に多量にあまねく存在する資源を原料とし、緻密な解析を基にした材料設計に加え、省エネルギーと環境調和が両立した製造プロセスを開発しなければなりません。
 物質制御工学専攻では,省資源・省エネルギー・環境調和という課題に応えながら,新物質・新材料を創製するこれまでにない新たな技術体系の構築を目指します。新物質・新材料は、要求される機能の分子論的意味を明らかにしつつ、原子・分子をその設計図に従って結合させ、分子集合体としての物質の高次構造を制御することにより創製されます。
 本専攻では、生物材料、有機材料,高分子材料,無機材料などを含む幅広い材料を対象にし,省資源・省エネルギー・環境調和の観点から,材料設計・材料解析・機能発現・プロセス創成に関する研究・教育を行います。さらに、分野横断的な専攻の特徴を活かし、総合プロジェクトなどを通じて、異なる分野に対しても情報発信できる高いコミュニケーション能力の育成にも力を注いでいます。

DATA

活躍できる主な就職先

 本専攻は、これまでに600余名もの卒業生を社会へ送り出してきました。
 就職先は化学関連の企業はもとより、自動車、精密機械、エレクトロニクス、情報・通信関連など新素材の開発や応用が鍵となる分野に広がっています。また、食品、化粧品、医薬品など生活を豊かにする分野への進出も目立ちます。技術指導や共同研究など海外で活躍する卒業生も年毎に増えています。

卒業生の主な就職先

アイシン化工、アイシン精機、アイセロ化学、旭化成、旭化成ケミカルズ、味の素、アスモ、アドヴィックス、アロン化成、石塚硝子、出光興産、INAX、宇部興産、エイチーム、エネックス、MTG、王子製紙、花王、カネカ、カネボウ化粧品、川崎重工業、北興化学工業、キャタラー、キャノン、キンセイマテック、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン、クラレ、コスモエンジニアリング、小松製作所、サカタインクス、シーシーアイ、ジェイテクト、JSR、資生堂、シャープ、新日本石油、新東工業、スズキ、住化農業資材、住友化学、住友金属工業、セイコーエプソン、セントラル硝子、ダイセル化学工業、大日本印刷、太陽化学、タキヒョー、竹本油脂、中部日本電気ソフトウェア、帝人、テルモ、電気化学工業、東海ゴム工業、東ソー、東洋インキ製造、東レ、特種東海製紙、トッパンフォームズ、豊田合成、トヨタ自動車、豊田自動織機、トヨタ車体、豊田中央研究所、トヨタテクニカルディベロップメント、豊田紡織、西松屋チェーン、ニチハ、日揮、ニッセイコンピュータ、日東電工、日本インシュレーション、日本ガイシ、日本ゼオン、日本たばこ産業、日本特殊陶業、日本メナード化粧品、日本油脂、ノエビア、ノリタケカンパニーリミテド、浜松ホトニクス、阪和興業、パナソニック、萬有製薬、日立化成工業、日立製作所、富士通、富士ゼロックス、富士フィルム、ブラザー工業、古川電気工業、ブルボン、本多技研工業、三井化学、三菱ガス化学、三菱重工業、三菱樹脂、三菱商事、三菱電機、三菱レイヨン、村田製作所、焼津水産化学工業、横浜ゴム、リコー、リンナイ、大学教職員、科学技術振興事業団、産業技術総合研究所、ファインセラミックスセンター、地方自治体

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