
19世紀、人類の生活を豊かにする手段として電気の利用が始まり、先人の努力により、かつて夢のようであったさまざまな装置やシステムが電気・電子・情報技術の粋を集めることによって実現され、私たちは豊かな暮らしを手に入れています。
本専攻は、現在の私たちの生活を支える、エネルギー、デバイス、エレクトロニクス、コンピュータ、コミュニケーションといった電気に関わる幅広い分野のすべてをカバーし、未来社会を拓くフロンティアエンジニアリングとして、ダイナミックに変化しながら発展を続けてゆきます。

次世代の電気エネルギー機器および電気エネルギーシステムの研究開発を中心に、それらを支えるエネルギー材料の創生、さらには宇宙環境の解明を含めて、電気エネルギー分野全般の研究を行っています。
半導体、磁性体、誘電体・有機分子、超伝導体など様々な材料の物性評価及びデバイスの設計・製造及び特性評価を通して、未来の電子・光・情報デバイス及びシステムを創成・応用するための研究を行っております。
通信工学とコンピュータ工学を中核として、無線通信・光ネットワーク・映像通信・制御応用・コンピュータアーキテクチャ・インテリジェントシステムなど、情報化社会を支える基盤技術の研究と教育を行っています。