大学院工学研究科
改組情報
2017年4月改組前の工学研究科12専攻
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計算理工学専攻

高度情報化時代の未来志向専攻

計算理工学専攻 スーパーコンピュータからパーソナルコンピュータまで、近年のコンピュータ技術は著しく進歩しています。コンピュータの高性能化と普及、そして大容量、高速ネットワークの出現、また、身のまわりの様々な情報機器がネットワークでつながることによって、社会全体として、高度情報社会といわれる時代を迎えています。

 このため、高性能計算を利用した技術開発の手法の確立と新しい科学・工学原理の探求、そして種々のレベルのハードウェア・ソフトウェア開発の技術の開拓が、強く求められています。計算理工学専攻では、現実に起こる様々な複雑な現象のシミュレーションやモデル化の際に直面する基礎的課題、その解決のための数理的方法論の開発、ならびにコンピュータの多元的高度利用環境の開発などに関する研究・教育を行っています。

若い皆さんが柔軟な創造力をいかんなく発揮することで、高度情報化時代とそのさらに先の時代を切り開いていこうではありませんか。

メッセージ

教員から

教員写真 世界初のコンピュータと理解されているENIACが1946年に誕生して以来、コンピュータは驚くべきスピードで性能が向上するとともに普及してきました。このため、学生諸君が物心ついたころには、もはや身近な存在であったかもしれません。コンピュータがあれば、どのようなことでもシミュレーションできると思っている人もいるかもしれません。しかし、科学技術のさらなる発展のために、乗り越えるべき壁や未踏の研究分野が数多くあります。計算理工学専攻では、数理とコンピュータ利用技術を基礎として、新しい科学技術の発展を追い求めています。私たちとともに未知の可能性にチャレンジし、素晴らしい成果を上げてみませんか。
大野信忠

先輩から

 計算理工学専攻は、物理、情報、機械など、バックグラウンドの異なる、多様な講座から成る複合専攻です。このような環境ゆえに、専門の垣根を越えた幅広い知識に触れることができ、「分かりやすく説明する力」が鍛えられる専攻であると思います。
 現在、多種多様なコンピュータが身近に存在し、日々その計算資源が活用され、我々の生活を豊かにしています。今、あなたがこの文章を読めていることも、コンピュータ技術の恩恵によるものです。とはいえ、コンピュータも道具の一つに過ぎず、扱い方によって、その有用性は大きく変わります。あなたもコンピュータの持つ汎用性や可能性の面白さを学んでみませんか。

DATA

活躍できる主な就職先

 本専攻は平成9年4月に設立され。これまでに400余名の修了生を社会へ送り出してきました。
 計算科学技術を修めた卒業生に対するニーズは高く、あらゆる産業に活躍の場があります。修了生は地元のトヨタ系企業はもとより、IT・情報通信、OA機器、環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス、マテリアル、エンターテインメント、運輸などの諸分野に就職しています。

卒業生の主な就職先

IHI、INAX、JFEスチール、NEC、NTT、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、アイシン精機、オークマ、川崎重工業、キヤノン、シャープ、新日鉄ソリューションズ、新日本製鐵、スズキ、セイコーエプソン、ソニー、中部電力、デンソー、東芝、豊田合成、豊田自動織機、トヨタ自動車、西日本旅客鉄道、日本IBM、日本航空、日本ヒューレット・パッカード、任天堂、パナソニック、東日本旅客鉄道、日立製作所、ファナック、富士通、富士通テン、ブラザー工業、ブリジストン、ボッシュ、本田技研工業、マツダ、三菱重工業、三菱電機、村田機械、ヤフー、山武、リコー、ローム

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