齋藤 永宏教授(グリーンモビリティ連携研究センター)
物質内部の状態は、連続的であるのに対して、表面は不連続な二次元空間である。このため、物質内部の特性と比較し極めて特異的である。これが、表面は「悪魔」が創ったといわれる所以である。逆に、表面を制する者が、物質の「はたらき」を制するといっても過言ではない。本講演では、いかに、表面を制御し、材料の「はたらき」に結びつけていくのか、近年の表面技術について紹介する。
天野 浩教授(工学研究科)
急速に浸透している白色LED、LED電球の研究開発の黎明期において、現在名古屋大学特別教授 赤﨑 勇氏をリーダーとする本学研究グループは、その発展に大きく貢献した。日本のエレクトロニクス産業の将来を憂う声の多い中、LEDは我が国の基幹産業の一つとしてその将来性を期待されるまでに発展している。本講演では、その歴史および現状の白色LEDの開発状況を踏まえ、究極の光源実現のための研究・取り組みを紹介する。
※研究シーズ・研究成果展示、ミニ講演(展示内容概要説明)、研究室見学の詳細は、上記タイトルのリンクからご覧いただけます。