わたしの6年間
主催した無人島イベントの成功を力に、
「AI×生体×物理」の研究に挑む。
野添 海人
生体分子物理工学研究グループ(応用物理学専攻)所属
学部1~3年次/日常の現象が理解できる物理が好きで、物理工学科を選びました。高校の先輩に誘われて、他大学生とも一緒に多彩なことを楽しむテニスサークルに入り、2年次には代表に。特に印象深いのが、「無人島へ何か1つ持って行くなら?」の会話から始まった無人島イベントです。イベント担当スタッフと一緒に企画し、安全面を含めた綿密な計画を立て、当日は総勢50人ほどで、忘れられない楽しい1日を過ごせました。学科の親しい友人たちとは、教え合いながら試験勉強して、苦手科目を克服。振り返るとこの3年間で、仲間と一緒にどんどん挑戦する姿勢が芽生えました。
タンパク質の構造を予測するAIや、機能を予測するAIなど、複数のAIを駆使して、新しいタンパク質を設計します。
1人1つだけ何かを持って無人島へ。私はみんなの昼食用の肉を、別のメンバーがバーベキューセットを持参しました。
学部4年次〜大学院/進化の著しいAIと生物に関係する研究に挑戦したくて、生体分子の物理を専門とする研究室へ。天然に存在するAGTに代わって、高血圧の診断試薬として使えるタンパク質を設計しています。分子として成立する構造をAIで予測するのですが、精度を高めるためAIの改変も自分で行います。AIの中身の理解には、物理学と関係が深い「線形代数学」の行列やベクトルが役立ち、タンパク質の構造を理解するには物理的な視点も必要です。日々、AIの新技術をキャッチアップする面白さと苦労を感じながら、自分が新たな発見者になれる可能性がある研究に挑んでいます。











