テクノ・フェア名大2015

名大発・技術移転の萌芽

[研究室見学] 基本的に13:00-17:00、1時間毎に実施


研究室見学一覧地図をダウンロードする(PDF, 2.75MB)

  1. N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ) 実大橋梁モデル
  2. 秦研究室(工学部3号館212号室)
  3. 超高圧電子顕微鏡施設

[施設番号1] N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ) 実大橋梁モデル


見学内容

さまざまな劣化・損傷が生じ撤去された橋梁の部材を全国から集めた施設「 N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ)」によるインフラの劣化の説明と、現在一般的に行われている点検方法について紹介します。また、研究室で開発を行っている、鉄筋腐食による劣化進展予測手法や打音法による点検手法の紹介をします。


普段行われている研究の概要

コンクリート構造物の供用期間における様々な事象を解析および実験により明らかにし、主に構造安全性の評価手法の開発を行っている。
・コンクリート構造物の耐震性能評価手法と耐震性能向上方法の開発
・火災、衝撃などの過酷作用を受けるコンクリート構造物の性能評価
・ひび割れ進展まで正確に評価できる新たな構造性能評価手法の開発
・鉄筋腐食による劣化進展の評価
・既設コンクリート構造物の保有性能評価手法の開発
・各種劣化(ASR、乾燥収縮、溶脱、化学的浸食)の影響評価


N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ) の概要


<見学時間>
13;00~13:40、14;00~14:40
最大15人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」 「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号2] 秦研究室(工学部3号館212号室)


見学内容

秦研究室では,MEMS (Micro Electro Mechanical Systems: 微小電子機械システム)など微小な集積機械デバイスを実現するために,新しい微細加工法やMEMS用新材料開発も含めた横断的な研究を行っています.
1. MEMS・マイクロセンサ
・ナノクラック膜を利用した油中の水分量を測定用マイクロセンサ
2. コンビナトリアル法によるMEMS用機能性材料・エネルギー材料探索
・自由形状に加工が可能なTi-Ni系薄膜金属ガラス・形状記憶合金
・電気分解電極用触媒のコンビナトリアル探索
3.フェムト秒レーザ還元直接描画法
・金属-半導体の選択的パターニングとセンサ応用


普段行われている研究の概要

秦研究室では,MEMS (Micro Electro Mechanical Systems: 微小電子機械システム)やマイクロアクチュエータ,医療デバイスなど微小な集積機械デバイスを,微細加工と機械,材料の視点から研究しています.また,新材料開発のためにコンビナトリアル技術に着目して,新しいコンビナトリアル成膜法や材料評価法を確立し,MEMS用機能性材料やエネルギー材料探索を精力的に行っています.更に,従来のリソグラフィ技術では困難な曲面上に金属微細構造やデバイスを直接製作するプロセスとして,金属酸化物ナノ粒子を還元焼結する,フェムト秒レーザ還元直接描画法の研究を行っています.


秦研究室 秦研究室


<見学時間>
13:00~13:40、13:40~14:20、14:20~15:00、15:00~15:40、15:40~16:20、16:20~17:00
最大10人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号3] 超高圧電子顕微鏡施設


見学内容

超高圧電子顕微鏡施設には、当施設で開発した世界唯一のガスを導入してその場観察ができる超高圧電子顕微鏡が設置されています。通常の電子顕微鏡と比較して厚い試料の原子レベルでの観察が可能で、各種用途の試料ホルダーを使用して、ガス中、高低温下での結晶構造変化のその場観察、試料の高傾斜による3次元構築像の取得、EELSによる元素分析、電子状態の解析などができます。排ガス用浄化触媒、燃料電池、リチウム電池開発や最近ではSTEM機能を活かした生物試料の3D観察などの各種分野の構造解析に役立っています。観察事例の説明とともに 10メートル以上の超高圧電子顕微鏡を真近で見学していただきます。


普段行われている研究の概要

次世代半導体開発、自動車用触媒、燃料電池、リチウム電池、光素子、ナノチューブらの新規材料の評価、生物組織観察など、自動車、電子部品、金属、セラミックス、化学製品、創薬などの様々の業界の基礎研究および材料評価を実施して製品開発に活用していただいています。



<見学時間>
14:00~14:40、15:00~15:40、16:00~16:40
最大15人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

©2015, 名古屋大学工学研究科