展示概要
本研究室では、バイオ廃棄物のエネルギー資源化、自動車や航空機の石油代替燃料製造、ビル・家屋の空調システムの研究を通じて、熱流体エネルギー技術による持続可能な社会への貢献と、それらの技術を活かした発展途上国との協力による地球規模課題解決への貢献を目指してきました。最近では、食品や畜産廃棄物のメタン発酵により製造したバイオメタンを自動車燃料、発電などに利用する地産地消の分散型メタン発酵技術の開発と実証や、CO2冷媒を用いた給湯用ヒートポンプ開発やCO2ヒートポンプサイクルのシミュレーションなど、省エネルギーとノンフロン冷媒の利用による地域密着型の熱利用システムの開発を行っています。以上について成果(装置)の概要を展示致します。