シーズNo.　１８　

平成１６年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

研究開発テーマ （シーズ）

異形断面部材の摩擦充填接合プロセスの開発

技術分野（該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎。		研究段階（該当に○）
〔◎〕材料（No３）、 〔　〕ﾊﾞｲｵﾃｸﾉﾛｼﾞｰ（No　　）、 〔　〕情報通信（No　　） 〔○〕機械（No２２）、 〔　〕医療・福祉 （No　　）、 〔　〕ｴﾈﾙｷﾞｰ　（No　　） 〔　〕環境（No　　）、 〔　〕その他　　 （No　　）		基礎　 　 応用
			ａ	ｂ	ｃ	ｄ
					○
キーワード(５つ以内)	異形断面部材、摩擦充填接合、摩擦圧接、非回転部材接合

提案者職名・氏名		所属機関名（機関名・学部・研究室名）
教授・篠 田　剛		名古屋大学大学院工学研究科 マテリア理工学専攻 材料工学分野 熱加工プロセス工学研究グループ
電　話	052-789-3367	e-mail	shinoda@numse.nagoya-u.ac.jp
ＦＡＸ	052-789-5347	ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ

［研究成果があり、公開可能な技術シーズ］

研究開発の目的 （研究の目的、最終的な事業化分野）		異形部材の接合を行うこと。部材形状が回転できないものについて（たとえばC型の部材）接合が出来る。
研究開発の内容（概要） (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)		摩擦圧接は、優れた特徴がある高速接合法であるが、円形断面部材である必要がある。この開発は接合すべき異形の２つの部材を突き合わせて配置し、その間隙内を回転する充填材を挿入し、両部材を加圧し回転部材に押しつけ摩擦熱を生成し、両部材と回転部材の３者を同時に接合する物である。
新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)		世界に類例のない技術である。すでに、日、英、米の特許が確定している。
地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)		中部地区の自動車産業、建築・土木産業、機械産業に貢献できる。
実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)		原理的なバリアーはほぼ克服できたが、制御の改善等行う必要があるが、困難な点はない。共同研究の相手となる企業はないが、開発に理解のある企業を求めている。
関　　連 産業財産権	発明（考案）等の名称		発明者	出願人	外国出願
	摩擦充填接合法		篠田剛、金子創	篠田剛、金子創	〔○〕有 　〔　〕無