シーズNo.59
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
時空間情報モデルに基づいた分散統合型地理情報システム |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔 〕材料(No )、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 ○〕情報通信(No.15 ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔 〕環境(No )、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
空間データベース、時間遷移、分散管理、統合協調、形状検索 |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・ 渡邉豊英 |
情報科学研究科・社会システム情報学専攻・知識社会 システム論講座 |
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電 話 |
052-789-4409 |
E– mail |
watanabe@is.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3808 |
ホームページ |
http://www.watanabe.nuie.nagoya-u.ac.jp |
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
情報モデルを開発し、地理情報システムを構築する目的は(1)地理情報をベースとして種々のスケールの地図情報を統一的に処理できること、(2)地理情報、地図情報、特性情報、時間情報を融合させて管理できること、(3)効率的な検索処理及び更新処理を実現すること、(4)分散管理にも効率的に十分対処できることなどである。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
上記に対して、(3)に関して空間データベースの分野で検索処理に先進的な成果が報告されている。また、(2)に関しても実現された地理情報システムでもある地域、ある応用に限って効果的に管理されている。しかし、地図情報及び地理情報を統一的に表現し、かつ個々の地理・地図オブジェクトが重複することなく、操作の自由度を有した情報モデルは存在しない。特に、更新処理に十分対処でき、かつ分散管理の下での地理情報の扱いは地理情報システムが導入されればされる程、その必要性と重要性は増してくる。さらに、個々の開発システムが容易に連携できる必要がある。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
基本とする概念は、オブジェクト指向のパラダイムから発生する「もの」の捉え方に準拠し、実現される機能と設計されるべき表現構造は既存の研究成果に準じているが、従来のモデル設計が論理オブジェクトを直接の操作対象としていたのに比べて、各種地図要素に観察される物理オブジェクトを扱うことが最も大きな違いである。また、DBMS上に実現された地理情報システムが論理オブジェクトとして地図情報(データ)を扱い、物理オブジェクトを応用の変換機能で扱っていたことと比べると、その違いは明らかである。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
インフラ情報として、社会基盤情報の管理や企画・計画など、地図情報や地理情報は行政施策遂行に必要不可欠であるばかりでなく、カーナビゲーションなど地図情報は個人にとっても身近な情報となっている。それを統合的、かつ統一的に扱い得る情報モデル及びそれに基づいた地理情報システムは高度情報化社会のインフラである。地域発展のためにも、大きな役割を演ずると信じている。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
小規模に地図情報をデータベース化しながら、情報モデルとしての機能、機構を探究しているが、大がかりに実施する方法はおおよそ固まっている。その意味で、規模拡大による新たな問題の発掘、機能・性能の開発に多くの力が必要である。研究室の力だけでは多くの面で限界がある。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。
上記調査票を平成15年度シーズ調査票に使用する是非につて |
〔 〕良い 〔●〕修正 〔 〕掲載不可 |
テクノ・フェアへの出展希望 |
〔●〕する 〔 〕しない |