シーズNo.39
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
ナノ細孔材料の開発と応用 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔○〕材料(No04)、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔 〕環境(No )、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
ナノ,細孔,多孔質,シリカ,センサー |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・高井 治 |
理工科学総合研究センター・総合基礎材料科学 |
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電 話 |
052-789-3259 |
E– mail |
takai@plasma.numse.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3260 |
ホームページ |
http://plasma.numse.nagoya-u.ac.jp |
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
バイオミメティックプロセスにより,メソポーラスシリカなどの中空構造を持つ,ナノ細孔材料を開発し,産業への応用をめざす。有機物除去法として,フォトカルシネーション法を開発し,この方法による材料開発を行う。湿度センサー,ガスセンサー,環境センサーなどセンサー関連分野で事業化が可能である。また,中空構造に,各種材料を詰めることにより,新規な機能材料が開発でき,事業化分野が広がる。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
界面活性剤ミセル等をテンプレートとする方法により,有機−無機複合薄膜を合成し,その後,有機物を除去することにより,メソポーラスシリカ(MPS)薄膜等,ナノ細孔材料を作製する。有機物除去法として,フォトカルシネーション法を用いる。開発するナノ細孔材料を,センサー等にいかに応用するかを研究開発する。また,細孔に詰める物質により,新規な機能性材料を開発する。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
世界に先駆けて,真空紫外光(λ=172nm)を照射するフォトカルシネーション法により,シリカ-界面活性剤メソ構造体内部の界面活性剤を除去する方法を開発し,新規性・独創性は高い。従来の方法における剥離,クラック,周期構造の乱れが生じやすいという問題点を解決している。使用材料は,界面活性剤,有機シリコン化合物等を用いており,取り扱いでの安全性が高い。室温付近の低温で,材料合成ができることも大きな特長である。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
センサー,ナノ部品などの電子産業,ナノマテリアル開発の素材産業などで応用ができ,高い成果が期待できる。各種センサー等を開発している地場産業へも応用可能である。今後,実用化が進み,応用分野が広がれば,産業界へのインパクトは大きい。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
センサー関連企業,自動車関連企業,セラミックス企業等と,実用化に向け,共同研究を行える。サンプル提供は可能である。要求事項に応じ,開発期間を要する。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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中空構造を有するセラミックス多孔体の低温製造方法 |
高井 治,杉村博之,穂積 篤 |
名古屋大学 |
〔○〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。