シーズNo.72
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
シーケンス制御系の設計ツールの開発 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔 〕材料(No )、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔○〕機械(No22 )、
〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔 〕環境(No )、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
シーケンス制御, 組立ライン, バッチプラント, 離散事象システム |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・小野木克明 |
工学研究科・分子化学工学専攻・プロセス知識工学講座 |
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電 話 |
052-789-3263 |
E– mail |
onogi@nuce.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3263 |
ホームページ |
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研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
シーケンス制御は機械・化学・鉄鋼産業をはじめとする多くの装置産業における重要な要素技術であるにもかかわらず,その設計は未だに設計者のノウハウや経験に頼っている場合が多い。本研究は,これを合理的に進めるとともに,設計された制御系の動作を検証するための設計支援ツールの開発を目指すものである。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
シーケンス制御の動作を表すモデルを定め,そのもとで制御系の設計問題を定め,それを解く手法を開発する。また,こうして設計された制御系モデルをそのままコンピュータに実装することによって,コントローラとなるツールを開発する。このためには,シーケンス制御のためのモデルの開発とともに,設計仕様を明確にし,段階的に詳細化しながら設計するための方法の開発が必要である。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
本研究は,これまでノウハウや経験に基づいて行われてきたシーケンス制御の設計を,モデルをもとに合理的に進めていこうとするものである。これによって,設計仕様を満たす制御系が構築できることが期待できるとともに,それが所期の目的通り動作するかどうかをあらかじめ検証することが可能となる。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
機械加工工場,生産ライン,バッチプラント,鉄鋼プラントなど,離散的な原料や製品の流れの制御が中心となるシステムの制御は,シーケンス制御がその中心となる。この種の工場・プラントを多くもつ当地域にとっても,この研究は意義あるものと思われる。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
これまでに,シーケンス制御の設計のための一つのモデル候補を定め,そのもとで動作する制御系を実現するための設計支援ツールのプロトタイプを作成してきた。そこでは,得られた制御系モデルをそのままコンピュータ上に実装することによって,シーケンス制御が実現される。現在,実対象を使った制御系の設計を検討中である。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。