シーズNo.22
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
酸化処理による磁気抵抗膜の作成方法 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
||||||
〔○〕材料(No.04)、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔 〕環境(No )、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
||||||
|
a |
b |
c |
d |
|
||
|
○ |
|
|
||||
キーワード(5つ以内) |
磁気抵抗素子、酸化物材料、膜 |
||||||
提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
||
助教授・守友 浩 |
工学研究科・応用物理学専攻・凝縮系物質工学講座 |
||
電 話 |
052-789-4449 |
E– mail |
moritomo@nano.nuap.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3724 |
ホームページ |
|
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
低抵抗率・交感度の磁気抵抗素子を作製し、磁気ヘッド等に応用する。製造プロセスを簡略化する。 |
||||
研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
磁気抵抗効果を発現するためには、ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタルの接合領域を作製しなければならない。二重ペロブスカイト型酸化物はハーフメタルであるが、酸素を導入することにより絶縁体化することを発見した。この性質を利用することにより、ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタルの接合領域を酸化処理で作製することができる。 |
||||
新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
従来技術では、三層膜構造(ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタル)を作製することにより、磁気抵抗効果を発現している。しかしながら、プロセスが複雑なためコストがかかり、歩留まりが悪い。文献は、例えば、Y. Lu, et al. Phys Rev.B54(1996)R8357。本製造過程は単純であり、歩留まりが高くなる。 |
||||
地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
|
||||
実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
今のところ、磁気抵抗効果が小さい。ただし、マスク等を用いて酸化処理を行えば、磁気抵抗効果の改善が大いに見込まれる。 |
||||
関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
|
酸化処理による磁気抵抗膜の作成方法 |
守友 浩 |
名古屋大学 |
〔 〕有 〔○〕無 |
||
注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。