シーズNo.20
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
成形金型内油圧制御による製品精度の向上 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔○〕材料(No05)、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔 〕環境(No )、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
塑性加工,鍛造,高精度化,CAE,油圧制御 |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・石川孝司 |
工学研究科・材料プロセス工学専攻・材料加工工学講座 |
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電 話 |
052-789-3256 |
E– mail |
ishikawa@numse.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3574 |
ホームページ |
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研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
塑性加工に使用される金型(工具)は,加工中にその成形圧力により弾性変形をする。そのため,金型の転写により得られる製品の寸法は,初期のものとは異なる結果となる。その誤差を金型内に設けた油圧システムを使って加工中に能動的に制御する画期的な技術の開発をめざす。新しい鍛造部品製造技術として,自動車,電気部品製造分野に展開する。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
加工中の金型及び加工品の弾性変形,温度,熱収縮,弾性回復等を解析できる計算モデルを開発し,CAEにより製品精度向上のための金型内油圧室の大きさ,位置等の最適値をコンピュータ上で探る。実験機および実機により問題点を確認し,量産のための情報とする。企業との共同研究により量産に耐えうるシステムとする。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
金型内に油圧室を設けて,その油圧により型の弾性変形を制御するアイデアは,新しく独創的であり,ミクロンオーダーの製品寸法精度をコントロールできることは,従来の制度を1〜2桁向上させるものであり,画期的な技術である。応用面も非常に多い。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
東海地区は自動車産業のウエイトが高く,関連企業も多い。本技術の成果は,その多くに貢献するもので,産業界への多大な利益を与え,世界的に高い日本の技術レベルの維持に役立つものと考える。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
自動車製造業,鍛造業に実機により共同で評価を行う。 実用化までに3〜4年の期間を要する。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。