シーズNo.84  

平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

熱可塑性樹脂のレーザ接合法およびその応用

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎)

研究段階(該当に○

〔 〕材料(No  )、〔 〕バイオテクノロジー(No  )、〔 〕情報通信(No  )

〔◎〕機械(No22)、 〔○〕 医療・福祉(No25)、 〔 〕 エネルギー(No  

〔 〕環境(No  )、〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

レーザ、熱可塑性樹脂、接合、コーティング

 

提案者職名・氏名

所属機関名(学部・研究室名)

教授・長谷川達也

理工科学総合研究センター 総合環境システム科学

 電 話

052-789-4506

 mail

hasegawa@cirse.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-4506

 ホームページ

http://yuki.cirse.nagoya-u.ac.jp

 

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

半導体レーザの熱エネルギーを用いて熱可塑性樹を接合し、機械、電機部品や医療器具等の製造、樹脂フィルムによる包装などを行なう。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

光透過性/不透過性の熱可塑性樹脂を半導体レーザによってラップ接合する方法の特性評価

光透過性樹脂同士をラップ接合する方法の開発

熱可塑性樹脂フィルムをレーザ接合する方法の開発

熱可塑性樹脂表面にコーティングする方法の開発

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

半導体レーザは安価であり、エネルギー変換効率も高い。また熱可塑性樹脂のほとんどは半導体レーザ光に対して透過性がある。半導体レーザを熱可塑性樹脂の接合に用いることで、高効率で熱可塑性樹脂部品の2次加工や包装が可能になり、また局所的でフレキシブルな加工が可能である。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

自動車、コンピュータ、家電製品、医療機器などでは樹脂部品が多く使用されている。この樹脂部品の2次成形加工を半導体レーザで行えば、省エネルギーでフレキシブル、また工数、部品数の削減による低コスト、高リサイクルの部品生産が可能になる。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

共同研究の相手となる業界は、自動車、電機、医療、包装機械の業界である。実用化に要する期間は1、2年程度である。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

 外国出願

レーザによる熱可塑性樹脂部材の2次成形加工方法

 

レーザによる樹脂フィルムの接着方法

 

レーザによる熱可塑性樹脂のコーティング方法

 

長谷川達也、前田知宏

 

長谷川達也

 

 

長谷川達也

科学技術振興事業団

 

 

科学技術振興事業団

 

 

科学技術振興事業団

〔 〕有

〔○〕無

 

〔 〕有

〔○〕無

 

〔 〕有

〔○〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。