シーズNo.99

平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

高効率熱電材料の開発

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔○〕材料(No04)、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔◎〕 エネルギー(No34

〔○〕環境(No37)、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

熱電材料、環境負荷低減、電気エネルギー生成

 

提案者職名・氏名

所属機関名(学部・研究室名)

助教授・有田裕二

環境量子リサイクル研究センター

 電 話

052-789-5940

 mail

y-arita@nucl.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-5936

 ホームページ

http://www7.nucl.nagoya-u.ac.jp/

 

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

発電効率の高い(20%以上)熱電材料を広い温度域で開発すること。これにより信頼性の高い発電が行えるとともに廃熱として放出していた熱エネルギーも電気に変換することができ、資源の有効利用につながる。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

熱を電気に効率的に変換することのできる材料の開発。現在の材料では変換効率が数%〜10%程度と余り高くないためこれを引き上げることが課題。そのため、新規材料や材料構造制御技術等の開発が課題となっている。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

現在主に研究されている熱電材料の使用温度範囲は数百℃までであるが本研究ではさらに高温における熱電材料の研究を行っている。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

本研究の実現によって、タービンを回して発電を行う装置(火力発電、原子力発電)の代替が可能となり、特に、原子力発電における安全性の向上に大きく寄与できる。また、その他工場等における燃焼廃熱を電気に変えることで総エネルギー消費が押さえられる。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

高性能材料の開発が達成されればその他製造技術、システム設計等企業との共同研究によって速やかに実用化ができるものと考えられる。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

 

 

 

  〔 〕有

  〔 〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。