学部受験生の方へ
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ご挨拶
名古屋大学工学部への受験をお考えの皆様、このホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。このページをご覧になっている皆様に名古屋大学工学部を志望していただけることを希望していただけることを願いつつ、名古屋大大学工学部の入試の情報、教育の特徴をご紹介します。
まず、初めに大学には教育に関する3つの原則(①ディプロマポリシー、②カリキュラムポリシー、③アドミッションポリシー)があります。これらには密接な関連性をもち、それぞれが、①「卒業認定・学位授与の方針」、②それを実現する「教育課程の編成・実施の方針」、③提供する教育プログラムに適った学生を選抜する「入学者受入れ・選抜の方針」を意味します。私たちは、この3つのポリシーを明確にした上で教育を行っています。
(名古屋大学を支える3つのポリシー)「工学」は、数学や科学的知見を駆使して様々な課題を解決し、社会に貢献するために体系化された学問分野です。工学研究科・工学部は教育・研究・学協会等の社会活動を通じて、社会に貢献をすることが大きなミッションです。したがって、このミッションを掲げて活躍できる人材を育てるために、工学部独自の3つのポリシーがあります。工学部のディプロマポリシーでは、以下のことを学位授与の方針としています。つまり、名古屋大学工学部の卒業生は、次のような資質を身に着けているということを宣言しています。
名古屋大学工学部ディプロマポリシー
「工学部が授与する学位は、工学を拓くための専門領域の知識や技術を身につけるとともに、幅広い視野と応用力・思考力を有し、科学に対する強い興味をもって、豊かな未来社会の創出に貢献できる人材であることを証します。」
このディプロマポリシーを実現するためにも、学生を選抜する「入学者受入れ・選抜の方針(アドミッションポリシー)」は大変重要です。名古屋大学工学部のアドミッションポリシーは、次のようです。
名古屋大学工学部アドミッションポリシー
「自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもち、工学を学ぶために十分な基礎学力を有するとともに、現代社会で直面する諸問題に果敢に挑戦し、それぞれの専門分野でグローバルなリーダーとして、社会に貢献し続ける意欲を有する人材を求めています。」
私たちは、このアドミッションポリシーの下で、次に示す様々な入学試験を実施しています。
一般選抜、学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)、私費外国人留学生入試、国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等、3年次編入(高等専門学校)、3年次編入(学士入学)、G30(これら入学試験の詳細は、本ページの「入試情報」をご覧ください。)
名古屋大学工学部・工学研究科は、学部・大学院を一体としたシームレスな教育体制を構築し 、 基礎教育3年、専門教育3年(学部4年+博士前期課程2年)、高度専門教育3年(博士後期課程3年)の【3+3+3型教育システム】を実施し、適切な年次で専門分野を選択する Late specialization(入学時でなく3年次終了時点での専門分野選択)に対応する教育システムを提供しています。
その中でも工学部では、基礎科目を重視し、現在の科学・技術の水準を理解し、創意改善しながら工学を応用する能力のある技術者・研究者の養成を教育目標として掲げています。 そして、専門性と総合性を備えた人材育成をめざし、適切な年次で専門分野が選択できるよう、 基礎教育に関して共通部分の多い分野を統合した7つの学科構成となっています。 そして、安全教育、倫理教育、情報セキュリティ教育、知財教育の徹底のための導入教育を充実させるとともに、基礎を重視し、 専門系初期の科目(創成型科目)を充実させた教育カリキュラムに変更し、総合力、創造力、俯瞰力を涵養します。 そのような教育を経て、自分の進みたい専門を考え、卒業研究に着手するため研究室に配属され、研究課題を選定し、より専門的な知識を学んでいきます。 そして、その過程で、知識を活用し、考え、未知の問題への解を導くための方法を見いだし、解を探求する力を身につけていただけると考えています。 そのためには、数学や自然科学だけで無く文系総合科目や文系教養科目などもしっかり履修して、知識を知恵として活かせることを心がけて欲しいと考えています。 名古屋大学では、総合大学として幅広い科目を用意して皆さんの意欲にこたえる環境を整えています。
名古屋大学工学部・工学研究科は、2023年度採択世界展開力強化事業ではノースカロライナ州立大学を中心に米国9大学と連携し、2021年度採択世界展開力強化事業では上海交通大、韓国海洋大、チュラロンコン大と連携し、海外の大学との活発な交流が行われています。大学院では、特にチュラロンコン大学とは国際専攻を2022年度に開設し、2大学共同の教育プログラム(ジョイントディグリープログラム)を実施しています。COVID-19による行動制限が緩和されたことにより、現実の国際交流が加速しています。いま、名古屋大学工学部・工学研究科には35カ国以上から420名を超える留学生が学んでいます。 英語のみで卒業・修了できるコースや大学院のカリキュラムも英語の講義が用意され、また、海外留学支援プログラムなども用意されています。 このような環境を是非活用して、国内だけにとどまらず、グローバルに活躍できる研究者・技術者を目指してください。
最後になりますが、このページをご覧になった一人でも多くの受験生の皆様が、名古屋大学工学部での学びに魅力を感じ、夢を持って門を叩いてくれることを願っています。
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アドミッション・ポリシー
<入学者受入れの方針>
自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもち、
工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人を求めています。学部教育の理念
工学部では、基礎学力・専門知識の教育にとどまらず、社会・文化の発展を見極め、 広く工学の手法を応用できるように、工学全般にわたっての知識修得に留意しています。
学部の教育目標工学を拓くための学力および資質・能力を備え、 科学に対する強い興味をもとに社会に貢献する人の育成学部教育・基本方針
- 科学的な基礎知識と工学基礎を充実させます。
- 人文・社会科学等の関連する学問分野についての幅広い視野を確立させます。
- 基礎知識を柔軟に適用する豊かな応用力を養成します。
- 将来の創造性につながる基礎学力と技術・研究のあり方に対する基本的な素養を養成します。
- 十分な基礎知識を教授した後、多様な専門分野の選択肢を提供し、必要な専門性を養います(Late Specialization)。
名古屋大学 教育の基本方針(入学者受入の方針、教育課程編成・実施の方針、学位授与の方針)
四年間一貫教育
1年次から基礎科目や教養科目と並行して専門の科目を履修することになります。
上記のように、科目の適正な学年配分が行われ、卒業に必要な単位がバランスよく取得できるようになっています。
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令和7年度 工学部 入学試験の概要
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選抜方式・実施期日
本学では、一般選抜及び学校推薦型選抜等により学生を募集します。
一般選抜
分離・分割方式(前期日程)により、次のとおり募集します。
前期日程 後期日程 試験実施日 令和7年2月25日(火), 26日(水) 実施しない 学校推薦型選抜
工学部4学科学校推薦型選抜入試(女子枠)パンフレット
工学部4学科学校推薦型選抜における女子枠募集Q&A詳細は入試情報(学校推薦型選抜)をご覧ください。
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募集人員
前期日程 後期日程 学校推薦型選抜 合計 工学部 626 - 74 700 -
入学者選抜方法
入学者の選抜方法は、一般選抜の場合は、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書により、学校推薦型選抜の場合は、大学入学共通テスト、面接、志願書、推薦書、調査書により、総合的に行います。 詳細については、「大学案内・選抜要項・募集要項・インターネット出願」をご覧ください。
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入試に関するお問い合わせ
「お問い合わせ」をご覧ください。
上記以外にも、高等専門学校からの編入学制度、学士入学制度、私費外国人留学生入試制度、 国際プログラム群学部学生入試制度があります。
詳しくは下記の募集要項等一覧及び請求方法をご覧ください。
募集要項一覧及び請求方法
一般選抜・学校推薦型選抜
学生募集要項・大学案内等の入手方法をご覧ください。
※ 工学部案内「工学への道」も合わせてご請求いただけます。
インターネット出願の導入により、一般選抜学生募集要項および大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜学生募集要項については、冊子体での配布は行いません。その他(外国人留学生入試)
外国人留学生
私費外国人留学生募集要項【注】令和7年度は、工学部の募集はありません。
学生募集要項・大学案内等の入手方法をご覧ください。
英語のみによる授業で学位が取得できる教育プログラム
国際プログラム群学部学生募集要項
国際プログラム群学部学生募集案内をご覧ください。
その他(編入試)
3年次編入学(高等専門学校卒業者対象)
令和7年度編入学試験(高等専門学校卒業者対象)の概要
令和6年度実施の編入学試験は、下記の通り募集を行います。
詳細な実施方法については、令和6年3月に公表される募集要項を必ず参照してください。○工学部3年次編入学(高等専門学校卒業者対象) 学科名 募集人員 選抜実施方法 化学生命工学科 若干名 基礎学力試験(英語 [TOEIC / TOEFLのスコア]、数学・物理・化学 [筆記試験])、面接(口頭試問)及び調査書により行う。 物理工学科 若干名 マテリアル工学科 若干名 電気電子情報工学科 若干名 機械・航空宇宙工学科 若干名 エネルギー理工学科 若干名 環境土木・建築学科 若干名 編入学学生募集要項 注(1)
※TOEICのデジタル公式認定証の取扱いについて【重要】 自然災害等の不測の事態が生じた場合には、募集要項の記載内容に関わらず、入試実施日程や選考方法に変更が生じる可能性があります。 変更がある場合は、こちらのホームページに掲載しますので、常にホームページを確認ください。
各自所定用紙を以下からダウンロードし出願してください。
(A4版で印刷のうえ記入してください。)・カラー印刷して使用してください。
・返信封筒は長形3号、出願書類送付封筒は角形2号を各自用意してください。
・ラベルは剝がれ防止のため、のり付け後にセロハンテープ等でしっかり貼ってください。合格者発表はこちらから
3年次編入学(大学卒業者対象)注(2)
令和6年度の募集から、当面の間学生募集を停止します。
募集再開の時期は未定です。注(1) 過去の3年次編入学(高等専門学校)入試問題は基礎学力試験のみ毎年各高専に送付してありますので、所属(出身)高専に問い合わせてください。
なお、名大生協(南部生協1階・印刷部)にても販売していますので、請求方法等詳細は名大生協のホームページをご覧ください。
※各学科で実施する専門試験の問題は販売していません。注(2) 第3年次学士入学は、理科系学部を卒業した者に対し、欠員がある場合にのみ実施することがあります。 したがって、募集しないことがあります。 合格者発表はこちらから
自然災害等により被災した入学志願者に係る検定料の特別措置について(学部入試)
自然災害等により、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
名古屋大学では、自然災害等による経済的負担を軽減し、受験生の進学機会の確保を図るため、入学試験の検定料免除の特別措置を実施いたします。
なお、詳細は本学ホームページを確認してください。 -
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学生生活
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~日常生活編~
工学部に入ると、まずは全学教育棟で1年間、基礎科目、教養科目を中心に、専門系科目も少しずつ同時に学んでいきます。
工学部に入ると、まずは全学教育棟で1年間、基礎科目、教養科目を中心に、専門系科目も少しずつ同時に学んでいきます。
広い名大東山キャンパスには食堂が12ヶ所。1年生にもっともなじみがあるのは南部食堂ですが、カフェでの軽食からラーメン・定食など、おなかと財布の状況に応じて利用できます。
広い名大東山キャンパスには食堂が12ヶ所。1年生にもっともなじみがあるのは南部食堂ですが、カフェでの軽食からラーメン・定食など、おなかと財布の状況に応じて利用できます。
陸上競技場、硬式・軟式庭球場、野球場といった数々の施設が整う総合運動場。各サークルの部室や更衣室を備えた建物も隣接しています。
陸上競技場、硬式・軟式庭球場、野球場といった数々の施設が整う総合運動場。各サークルの部室や更衣室を備えた建物も隣接しています。
講堂や、図書室、講義室、材料や構造の実験室から、建築学の製図室や研究室など、様々な施設があるES総合館。交流の場としても利用されます。
講堂や、図書室、講義室、材料や構造の実験室から、建築学の製図室や研究室など、様々な施設があるES総合館。交流の場としても利用されます。
名大には様々なサークルが活動をしています。活動の拠点としてサークル棟があり、サークル同士の交流も盛んです。
名大には様々なサークルが活動をしています。活動の拠点としてサークル棟があり、サークル同士の交流も盛んです。
名大の中には、他にもまだまだ様々な施設があります。蔵書数の多さを誇る附属図書館をはじめ、工学部には欠かせない最新の実験施設など、学生生活4年間を過ごすための充実した環境が整っています。この恵まれた環境で、素敵なキャンパスライフを送ってください!
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~イベント編~
名大生の主な1年のイベントをご紹介。
名大では企画展や公開講座等、年間を通じて多種多様なイベントが行われています。 工学部でも高校生向けの体験イベントを毎年行っているのでぜひチェックしてください。
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Undergraduate Programs
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Message from the Dean
Message from the Dean
Dean, Undergraduate School of Engineering
Prof. & Dr. Makoto KOBASHI
This page introduces the application guidelines in the "Admission Information" section and the educational policies and features of the School of Engineering so that you can properly understand the various examinations.
The School of Engineering has three guiding policies related to education: (1) Diploma Policy, (2) Curriculum Policy, and (3) Admission Policy. We conduct our education based on these three clearly defined policies.
(Three Education policies of Nagoya University)“Engineering" is a discipline systematized to contribute to society by using mathematics and scientific knowledge to solve various problems. The major mission of the School of Engineering is to contribute to society through education, research, academic associations, and other social activities.
Diploma Policy: A degree conferred by the School of Engineering certifies that a student has acquired knowledge and skills in specialized fields at the forefront of engineering, has a broad perspective, adaptability, and thinking skills; and possesses a strong interest in science that enables them to contribute to creating prosperous communities in the future.
In order to achieve this Diploma Policy, the " Admission Policy" for selecting students is important. The admission policy of the School of Engineering is as follows.
Admission Policy: The School of Engineering seeks individuals who have a strong interest in the natural sciences, a wide range of social and human interests, and the essential academic ability and educational grounding required to study engineering.
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Message from the Dean
- Departments
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Admission Policy
The school of Engineering develops individuals who acquire the academic knowledge and capabilities necessary to make breakthroughs in new fields of engineering and convert their interest in the sciences into tangible social contributions.
- Undergraduate Admissions Guide
大学院受験生の方へ
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ご挨拶
名古屋大学
工学部長・工学研究科長小橋 眞
名古屋大学大学院工学研究科への受験をお考えの皆様、このホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。工学研究科への多様な入学方法について、正しくご理解をいただくために、本ページでは「入試情報」で学生募集要項を紹介するとともに、大学院工学研究科の掲げる教育のポリシーおよび特徴についても紹介をいたします。
まず、初めに大学院には教育に関する3つの原則(①ディプロマポリシー、②カリキュラムポリシー、③アドミッションポリシー)があります。これらには密接な関連性をもち、それぞれが、①「卒業認定・学位授与の方針」、②それを実現する「教育課程の編成・実施の方針」、③提供する教育プログラムに適った学生を選抜する「入学者受入れ・選抜の方針」を意味します。私たちは、この3つのポリシーを明確にした上で教育を行っています。
(名古屋大学を支える3つのポリシー : 博士前期課程)
(名古屋大学を支える3つのポリシー : 博士後期課程)「工学」は、数学や科学的知見を駆使して様々な課題を解決し、社会に貢献するために体系化された学問分野です。工学研究科・工学部は教育・研究・学協会等の社会活動を通じて、社会に貢献をすることが大きなミッションです。したがって、このミッションを果たせる人材を育てるために、工学研究科独自の3つのポリシーがあります。工学研究科のディプロマポリシーでは、以下のことを学位授与の方針としています。つまり、名古屋大学工学部の卒業生は、次のような資質を身に着けているということを宣言しています。
名古屋大学大学院工学研究科ディプロマポリシー
「(前期課程)工学研究科博士前期課程の学位は、工学の専門領域の専門性と応用力を身につけるとともに、幅広く国際的な視野と総合力・俯瞰力を有し、実践的な研究遂行能力と問題発掘・解決能力をもって、次世代の「工学・技術」の持続的発展に寄与できる力を備えていることを証します。」
「(後期課程)工学研究科博士後期課程の学位は、工学の専門領域の高度な専門性と幅広い応用力を身につけるとともに、国際的な視野とリーダーシップ・創造力・総合力・俯瞰力を有し、国際水準の研究者として未知の挑戦的な課題に取り組み、新たな研究フロンティアを開拓し、次世代の「工学・技術」の創出に貢献する力を備えていることを証します。」
このディプロマポリシーを実現するためにも、学生を選抜する「入学者受入れ・選抜の方針(アドミッションポリシー)」は大変重要です。工学研究科のアドミッションポリシーは、次のようです。
名古屋大学大学院工学研究科アドミッションポリシー
「(前期課程)高度な専門力や総合力の修得に必要な基礎学力をもち、最先端の工学を探究・実践する意欲のある人を求めます。」
「(後期課程)博士前期課程修了者と同等以上の基礎学力、専門知識を有し、より高度な工学を探求し、新たな価値を創造することに意欲のある人を求めます。」
私たちは、このアドミッションポリシーの下で、次に示す様々な入学試験を実施しています。
博士前期課程募集、博士後期課程募集(4月、10月入学)、博士課程外国人留学生募集、博士後期課程補欠募集、博士後期課程名古屋大学・チュラロンコン大学国際連携サステイナブル材料工学専攻募集(4月、10月入学) (これら入学試験の詳細は、本ページの「入試情報」をご覧ください。)
名古屋大学工学部・工学研究科は、学部・大学院を一体としたシームレスな教育体制を構築し 、 基礎教育3年、専門教育3年(学部4年+博士前期課程2年)、高度専門教育3年(博士後期課程3年)の「3+3+3型教育システム」を実施し、適切な年次で専門分野を選択する Late specialization(入学時でなく3年次終了時点での専門分野選択)に対応する教育システムを提供しています。
その中でも専門教育と高度専門教育を担う大学院工学研究科では、分野横断型教育プログラムとして、工学関連研究所・センター等と連携した最先端教育プログラムの実施や、研究室ローテーション 、 研究インターンシップ等を各専攻に共通の科目として充実させ、他専攻・他研究科・他大学で開講される科目の履修も義務付けて骨太の総合力・創造力・俯瞰力を養います。
名古屋大学工学部・工学研究科は、2023年度採択世界展開力強化事業ではノースカロライナ州立大学を中心に米国9大学と連携し、2021年度採択世界展開力強化事業では上海交通大、韓国海洋大、チュラロンコン大と連携し、海外の大学との活発な交流が行われています。大学院では、特にチュラロンコン大学とは国際専攻を2022年度に開設し、2大学共同の教育プログラム(ジョイントディグリープログラム)を実施しています。COVID-19による行動制限が緩和されたことにより、現実の国際交流が加速しています。いま、名古屋大学工学部・工学研究科には35カ国以上から420名を超える留学生が学んでいます。 英語のみで卒業・修了できるコースや大学院のカリキュラムも英語の講義が用意され、また、海外留学支援プログラムなども用意されています。 このような環境を是非活用して、国内だけにとどまらず、グローバルに活躍できる研究者・技術者を目指してください。
最後になりますが、このページをご覧になった一人でも多くの皆様が、名古屋大学大学院工学研究科での学びに魅力を感じ、夢を持って門を叩いてくれることを願っています。
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アドミッション・ポリシー
博士前期課程(修士課程)
<入学者受入れの方針>
高度な専門力や総合力の修得に必要な基礎学力をもち、最先端の工学を探究・実践する意欲のある人を求めます。
<選抜の基本方針>
入学者受入れの方針にしたがって、各専攻において、語学力を含む基礎学力、専門知識の審査に加え、口頭試問による工学への探究心と意欲の審査を行い、総合的に評価し、選抜します。博士後期課程(博士課程)
<入学者受入れの方針>
博士前期課程修了者と同等以上の基礎学力、専門知識を有し、より高度な工学を探求し、新たな価値を創造することに意欲のある人を求めます。
<選抜の基本方針>
入学者受入れの方針にしたがって、各専攻において、語学力を含む基礎学力、専門知識の審査に加え、口頭試問による博士後期課程での研究内容・実施計画の審査を行い、総合的に評価し、選抜します。本研究科の特色
名古屋大学大学院工学研究科では、他に例をみない、Late specialization に対応した3+3+3型教育システムを導入しました。
大学院では、総合工学科目を充実させ、総合力、俯瞰力ならびに創造力を養います。
博士後期課程では、多様なバックグラウンドの学生を受け入れ、最先端の高度な研究に従事し、イノベーティブマインドを養成します。
基本理念
大学院教育の基本方針 発展しつつある工学を修得し,工学的手法を駆使して,目標を効果的に達成するプロジェクトリーダーとして能力のある人材の育成 教育目標
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博士前期課程
次世代の「工学・技術」を創造・牽引する能力を有し、専門性と同時に総合性と、国際的な視野を併せもった、研究者・技術者を育てます。 -
博士後期課程
次世代の「工学・技術」を創造・牽引する能力を有し、豊かな専門性と同時に高度な総合性と、広い国際的な視野を併せもった、研究者・技術者を育てます。
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博士前期課程
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合格者発表
合格者発表はこちらから
【入学辞退の場合】
入学辞退届について
- 合格者であって本学への入学の意志がなく、入学を辞退しようとする者は、「入学辞退届」を提出してください。
- 入学辞退届は下記よりダウンロードしてご使用ください。
- 博士前期課程において、「入学意思届」(令和6年9月20日(金)必着)で辞退理由を記載のうえ提出している場合は、入学辞退届の提出は不要です。
入学辞退届提出先
〒464-8603 名古屋市千種区不老町 名古屋大学工学部・工学研究科 教務課入学試験係
○入学辞退届のダウンロードはこちらから重要なお知らせ
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航空宇宙工学専攻における博士後期課程入学試験での英語外部試験の導入について (令和6年10月25日)
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10月25日変更: 令和7年度工学研究科外国人留学生入学試験実施方法について (令和6年10月25日)
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令和7年度工学研究科外国人留学生入学試験出願に係る切手額の変更について (令和6年8月2日)
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「名古屋大学大学院工学研究科入学試験受験時の注意事項」について (令和6年6月26日)
募集要項
【重要】 自然災害等の不測の事態が生じた場合には、募集要項の記載内容に関わらず、入試実施日程や選考方法に変更が生じる場合があります。 変更がある場合は、こちらのホームページに掲載しますので、常にホームページを確認ください。
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終了 {{ prospective.title }}
{{ prospective.schedule }}
更新日:
※ 紙媒体(冊子)での募集要項を廃止しました。
募集要項等は、本ウェブサイトよりダウンロードして入手してください。
※ 過去の試験問題の請求については、こちら をご覧ください。
大学院入試に関する問い合わせ先:
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学 工学部・工学研究科 教務課入学試験係
TEL 052-789-3978
E-mail:eng-admission[at]t.mail.nagoya-u.ac.jp
[at]は@に換えて下さい。自然災害等により被災した入学志願者に係る検定料の特別措置について(大学院入試)
自然災害等により、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
名古屋大学では、自然災害等による経済的負担を軽減し、受験生の進学機会の確保を図るため、入学試験の検定料免除の特別措置を実施いたします。
なお、詳細は本学ホームページを確認してください。入試説明会
令和7年度大学院入試説明会一覧 -
博士・ポスドクのキャリアパス支援
名古屋大学では、若手研究者(博士人材)のキャリアパス支援として、個人面談、B人セミナー、インターンシップ、企業情報の提供等の様々な機会を提供しています。
博士人材は、大学院での研究を通して専門性はもちろん、多様な能力を培ってきています。修了後のキャリアとして、アカデミックポディションに限らず、多彩な業界や職で活躍している博士人材が増えてきました。
研究者として新しい知の創出や教育者として次世代研究者の育成以外にも、産業界で事業のグローバル展開、新規事業開拓、社内の活性化、イノベーション創出、国際協力や自治体の施策立案など、活躍の場は多様です。
大学院で多くの経験をして、これからの自分のキャリアを見つけましょう。進路、就職などに迷ったら、気楽に一報ください。
詳しくは「キャリア教育室」のWebサイトへ
Graduate Programs
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Message from the Dean
Message from the Dean
Dean, Graduate School of Engineering
Prof. & Dr. Makoto KOBASHI
This page introduces the application guidelines in the "Admission Information" section and the educational policies and features of the Graduate School of Engineering so that you can properly understand the various examinations.
The graduate school has three guiding policies related to education: (1) Diploma Policy, (2) Curriculum Policy, and (3) Admission Policy. We conduct our education based on these three clearly defined policies.
(Three Education policies of Nagoya University : Master's Degree Program)
(Three Education policies of Nagoya University : Doctoral Degree Program)A master's degree from the Graduate School of Engineering demonstrates that the recipient has acquired expertise and adaptability in the specialized fields of engineering, as well as the skills needed to contribute to the sustainable development of engineering and technology in future generations by leveraging their ability to take a broad and comprehensive international perspective to conduct practical research and to identify and resolve issues.
A doctoral degree from the Graduate School of Engineering certifies that the recipient has acquired a high level of expertise and broad adaptability within the specialized fields of engineering, as well as the skills needed to contribute to the sustainable development of engineering and technology in the future by leveraging their ability to have a broad, comprehensive international perspective; using leadership and creativity to open up new research frontiers; and tackling challenging but unresolved issues as world-class researchers.
In order to achieve this Diploma Policy, the " Admission Policy" for selecting students is important. The admission policy of the Graduate School of Engineering is as follows.
Admission Policy: The master course of the School of Engineering seeks applications from individuals who have the foundational academic ability necessary to acquire an advanced level of both specialized and general skills and have the motivation to explore and practice at the forefront of engineering. The doctor course of the School of Engineering seeks applications from individuals who have the foundational academic ability and specialized knowledge equivalent to master’s level or higher and who are motivated to explore engineering at a more advanced level and create new value through this process.
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Message from the Dean
- Departments
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Admission Policy
The Graduate School of Engineering positively encourages applicants with the basic academic skills necessary to achieve expertise as well as comprehensive knowledge, who explore and expand the frontiers of engineering.
- Graduate Admissions Guide
【In case of declining admission】
About Notification of Withdrawal from Admission
- If you are a successful applicant but have no intention of enrolling in our university and wish to decline admission, please submit a "Notification of Withdrawal from Admission."
- Please download and use the Notification of Withdrawal from Admission form below.
- In the master's program, if you have submitted a "Notice of Intention to Enroll" (must arrive by Friday, September 20, 2024) with a description of the reason for declining admission, you do not need to submit a "Notification of Withdrawal from Admission."
Mail and submission address:
Student Affairs Division (3rd floor of ES building-) Graduate School of Engineering,
Nagoya University
Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8603 Japan
Download it below.
Graduate Admissions
Important Notice
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Introduction of English external test in the Entrance Examination for the Doctoral Program in Aerospace Engineering. (Updated in October 25, 2024)
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Changed October 25: The selection method for International Student Admission to Graduate Study Programs AY2025(Beginning in April 2025) at the Graduate School of Engineering. (Updated in October 25, 2024)
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Changes to postage stamp amounts due to postal rate hikes (Updated in August 2, 2024)
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Precautions for taking the Graduate School Entrance Examination (only in Japanese) (Updated in June 26, 2024)
Announcement of Results
Click here for Announcement of Results
Information Guidance on Graduate Admission (only in Japanese)
Information on sessions for admission of academic year 2025
Application Guidelines
Due to the declaration of a state of emergency due to the spread of the new coronavirus infection, there may be changes to the examination schedule and selection method regardless of the information on the application guidelines. Any changes will be posted on this website.
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closed {{ prospective.title }}
{{ prospective.schedule }}
Update:
* Please be sure to check the website of your desired department in addition to the application guidelines, as there may be some precautions when applying for each department.
* All times indicated in the Application guidelines refer to Japan Standard Time(UTC+09).
Note:
The application guideline in paper form (booklet) has been discontinued.
Please download the application guideline from this website.
Contact
Mailing Address:
Student Affairs Division, Graduate School of Engineering, Nagoya University
Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, 464-8603, Japan
e-mail:eng-admission[at]t.mail.nagoya-u.ac.jp
*Please change [at] to @.
Request of past exam questions
Please contact the offices of each department.
Departments | TEL | Location | |
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Molecular and Macromolecular Chemistry | +81-(0)52-789-2660 | admission[at]chembio.nagoya-u.ac.jp *Please change [at] to @. |
School of Eng. Build.1 2F |
Materials Chemistry | |||
Biomolecular Engineering | |||
Applied Physics | +81-(0)52-789-4469 | office[at]ap.pse.nagoya-u.ac.jp *Please change [at] to @. |
School of Eng. Build.3 C.2F |
Materials Physics | +81-(0)52-789-3562 | office[at]mp.pse.nagoya-u.ac.jp *Please change [at] to @. |
|
Materials Design Innovation Engineering | +81-(0)52-789-2761 | officemate[at]material.nagoya-u.ac.jp *Please change [at] to @. |
School of Eng. Build.5 2F |
Materials Process Engineering | |||
Chemical Systems Engineering | |||
Electrical Engineering | +81-(0)52-789-3643 | jimu[at]nuee.nagoya-u.ac.jp *Please change [at] to @. |
IB Build. N. 1F |
Electronics | |||
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更新日:2024年1月24日
更新日:2024年1月24日
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