テクノ・フェア名大2016

未来志向

[研究室見学] 基本的に10:00-17:30、1時間毎に実施


研究室見学一覧地図をダウンロードする(PDF, 2.75MB)

  1. N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ)
  2. 秦研究室(工学部3号館212号室)
  3. 道木研究室(IB電子情報館北棟6階623
  4. 先端技術共同研究施設
  5. 超高圧電子顕微鏡施設
  6. 名古屋COI拠点(ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)1階エントランスロビー、Idea Stoa)

[施設番号1] N2U-BRIDGE(ニューブリッジ)


見学内容

経年劣化橋梁を集めた実大橋梁モデルの概要(インフラの劣化状況)と、インフラの維持管理の際に必要となる劣化評価技術や非破壊診断技術を紹介します。


普段行われている研究の概要

コンクリート構造および鋼構造を中心としたインフラに関する、新材料開発、構造性能予測ツールの開発、点検技術、補修・補強技術の開発などを行っています。
<コンクリート研究室>
・コンクリート構造物の劣化シミュレーション
・打音法による非破壊検査技術の開発
<鋼構造研究室>
・鋼構造物の疲労および対策工法の開発
・鋼構造物の非破壊検査法


N2U-BRIDGE(ニュー・ブリッジ) 劣化部材

<見学時間>
13:00~13:40、14:00~14:40

最大20人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」 「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号2] 秦研究室(工学部3号館212号室)


見学内容

秦研究室では、MEMS (Micro Electro Mechanical Systems: 微小電子機械システム)など微小な集積機械デバイスを実現するために、新しい微細加工法やMEMS用新材料開発も含めた横断的な研究を行っています。
1. MEMS・マイクロセンサ
・ナノポーラス膜を利用した油中の水分量を測定用マイクロセンサ
2. コンビナトリアル法によるMEMS用機能性材料・エネルギー材料探索
・自由形状に加工が可能なTi-Ni系薄膜金属ガラス・形状記憶合金
・電気分解電極用触媒のコンビナトリアル探索
3.フェムト秒レーザ還元直接描画法
・金属-半導体の選択的パターニングとセンサ応用


普段行われている研究の概要

秦研究室では、MEMS (Micro Electro Mechanical Systems)やマイクロアクチュエータ、医療デバイスなど微小な集積機械デバイスを、微細加工と機械、材料の視点から研究しています。新機能を持ったマイクロデバイス研究のため、コンビナトリアル技術を用いて、新しいMEMS用材料の探索を行っています。また、従来のリソグラフィ技術では困難な曲面上に金属微細3次元積層構造やデバイスを直接製作するプロセスとして、金属酸化物ナノ粒子を還元焼結する、フェムト秒レーザ還元直接描画法の研究を行っています。これらの新材料・新プロセスを用いて、新しいマイクロデバイスの応用研究も行っています。


秦研究室 秦研究室

<見学時間>
10:00~10:30、11:00~11:30、13:00~13:30、14:00~14:30、15:00~15:30、17:00~17:30

最大10人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号3] 道木研究室(IB電子情報館北棟6階623)


見学内容

ポスターやパワーポイントを利用して研究内容を紹介した後に、実際に研究で用いているモータやロボットなどを見学していただきます。モータやロボットが動く様子を、実靴や動画を交えて紹介する予定です。


普段行われている研究の概要

センシング技術および情報処理技術の発達に伴って、自動車やロボットは人間社会に深く浸透し、人間の生活には欠かせないものとなってきています。より豊かで便利な社会の実現には、自動車やロボットの更なる高性能化・高機能化が求められます。本研究室では、電気自動車や電動モビリティに不可欠となる高度なモータ制御技術から、周辺環境に応じて適切に動くロボットを目指した自律制御技術、人間の状態や行動を認識するヒューマンサポート技術まで、幅広いシステム制御を研究しております。


道木研究室(IB電子情報館北棟6階623)

<見学時間>
11:00~11:40、13:00~13:40、15:00~15:40

最大10人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号4] 先端技術共同研究施設


見学内容

微細加工プラットフォームでは、最先端の装置群を民間企業の研究開発者に広く開放し、薄膜作製からナノ構造・ナノデバイス作製まで様々な支援を行っています。施設見学では、先端技術共同研究施設の426 m2のクリーンルーム内に設置されている各種薄膜作製装置、光リソグラフィ装置、エッチング装置、さらには、8 nmという超微細加工が可能な最先端の電子線露光装置を見学頂きます。


普段行われている研究の概要

微細加工プラットフォームでは、最先端の装置群を民間企業の研究開発者に広く開放しています。各種材料群(半導体材料、磁性体材料、誘電体材料、セラミックス系材料、有機系材料など)の「薄膜の形成」 、 「マイクロ・ナノレベルの微細加工」および「材料特性の評価」が可能です。装置の利用だけでなくノウハウの提供を通して、新規ナノ材料、ナノプロセス、ナノデバイスの研究開発を幅広く支援しています。研究者自身による機器利用を始め、技術補助、技術代行もありますので、まずはお気軽に御相談下さい。


先端技術共同研究施設

<見学時間>
11:20~12:00

最大10人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号5] 超高圧電子顕微鏡施設


見学内容

反応科学超高圧走査透過電子顕微鏡 JEM-1000k RSは、名大オリジナルで日本電子株式会社と共同開発を行い、文部科学省科学技術賞(開発部門)として表彰されました。特徴として、10-6Paの高真空から、1.3×104Paまでのガス環境下でその場観察が可能、ガス環境下での電子エネルギー損失分光(EELS)も可能です。ガスは2系統で導入でき、N2、O2、H2、CO+Airガスを常備、それ以外のガスを希望する場合は個々に相談を応じます。高加速電圧の特色を生かして、厚い試料の立体観察に有効です。これは、生物・非生物試料共通です。10メートルの大きさの電子顕微鏡をご覧ください。


普段行われている研究の概要

超高圧電子顕微鏡施設では学内の学生、教員の研究テーマはもとより、「微細構造解析プラットフォーム」として、広く外部共用を行います。研究支援の内容は、超高圧反応科学走査透過電子頭微鏡をはじめとする最先端の電子顕微鏡群を用いて、金属、セラミックス、有機薄膜などの結晶構造解析、元素分析、電子状態解析、微小電磁場解析を観察用試料の作製から支援します。また、低温ステージを搭載した電子顕微鏡による生体試料の形態学的、および、分子生物学的研究を支援します。データの解析、実験の進め方などについて担当教員がコンサルティングを行います。


超高圧電子顕微鏡施設

<見学時間>
10:00~10:30、10:40~11:10、16:30~17:00

最大15人/回


「お申込みの方法」

研究室見学の申込は、メールで()、「施設番号」「氏名」「会社名等」「見学人数」「見学希望時間帯」を明記してください。

[施設番号6] 名古屋COI拠点(ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)1階エントランスロビー、Idea Stoa)


見学内容

高齢者が自らの意思で、不安なく外出でき、かつ、元気になれるクルマと社会づくりの最新研究開発技術を開発しています。今回の展示では、高齢者が安全に安心して移動できる1)モビリティを実現する技術、2)元気に外出する能力を維持するためのセンシング技術、3)高齢者がいきいきと暮らせるコミュニティ形成プロジェクトの概要と成果を紹介します。


普段行われている研究の概要

●モビリティ部門 :

個人能力に合った先読み運転技術の確立、最適化した運転能力維持の運転支援技術の開発、交通社会ダイナミックマップの構築による交通マネジメント技術の開発

●情報基盤部門:

行動パターンや周囲環境から得られる信号データを利用した高度な見守り技術、行動信号データを社会全体で活用する基盤技術の確立

● サステナブル基盤部門:

椅子にセンサを設置して高齢者をさりげなくセンシングし、システムと人を結ぶ知能エージェントの開発

●くらし・健康基盤部門:

血液、呼気等から非侵襲に健康情報を連続・全自動モニターする「Intellectual Glass」を創出し、活動リズムを測定する手法の開発


超高圧電子顕微鏡施設

<見学時間>
13:00~16:00 (随時対応)
自由見学(予約不要)


テクノ・フェア名大2016

©2016, 名古屋大学工学研究科