シーズNo. 81 

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

高出力GaNHEMTの開発

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔 〕材料(No  )、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔○〕情報通信(No12

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔 〕環境(No  )、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

GaN HEMT 高出力、トランジスタ

 

提案者職名・氏名

所属機関名(機関名・学部・研究室名)

教授・水谷 孝

名古屋大学工学研究科 量子工学専攻

量子ナノデバイス工学研究グループ

 電 話

052-789-5230

 mail

tmizu@ieee.org

 FAX

052-789-5230

 ホームページ

http://www.nuee.nagoya-u.ac.jp/labs/mizutakalab/

[研究成果があり、公開可能な技術シーズ]

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

目的:高周波・高出力トランジスタの開発

事業化分野:無線基地局、放送局、自動車など

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

バンドギャップが大きく原理的に高電圧動作が可能なGaN系トランジスタであるが、現状では結晶性、表面準位に起因する動作不安定やゲートリーク電流など問題は多い。我々は電流DLTSKFM(ケルビンプローブ顕微鏡)などを用いて結晶特性とデバイス特性の関係を調べるとともに,その結果を踏まえ、問題を解決する新しい素子構造の提案/実証を行っている。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

   KFMによる動作中のデバイスにおけるデバイス内電位分布測定技術

   電流DLTSによる実デバイスにおける結晶性評価技術

   顕微ラマン分光を用いた素子の温度分布測定技術

   ZrO2絶縁膜を用いたMIS-HEMT作製技術

   ゲートリーク電流の低減、電流不安定の抑止の実証

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

 

本地域には材料、デバイスや装置メーカーとしてGaN系デバイスに関連する企業も多く、本研究は地域産業界へのインパクトも大きい。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

 

共同研究相手:材料メーカー、デバイスメーカー、装置メーカーなど

実用化までの期間:3

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

電界効果トランジスタ、及び電界効果トランジスタの作製方法

水谷 孝

名古屋大学長

  〔 〕有

 X〔 〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の欄は「非公開」とのみ御記入下さい。