シーズNo. 27 

 

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

無粒界型磁気抵抗効果素材およびその製造法

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔○〕材料(No.4)、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔 〕環境(No  )、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

磁気抵抗素子、酸化物材料、バルク

 

提案者職名・氏名

所属機関名(学部・研究室名)

守友 浩

名古屋大学大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻

応用物理学分野 光物理工学研究グループ

 電 話

052-789-4449

 mail

moritomo@cirse.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3724

 ホームページ

 

 

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

 低抵抗率・交感度の磁気抵抗素子を作製し、磁気ヘッド等に応用する。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

原材酸化物及び金属粉末をある混合比で混ぜて、ロッド状に成型する工程と、そのロッド状の成型体をAr雰囲気下で加熱し焼結する工程と、そのその焼結体を浮遊帯域溶融法で結晶成長される工程とを施すことにより、粒界のない溶融バルク結晶を用いた無粒界型磁気抵抗効果素子を得ることができる。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

磁性酸化物であるマンガン酸化物等では、人工的に粒界を導入することにより大きな磁気抵抗効果が発現することが知られている。しかしながら、この材料は電気抵抗率が高いという欠点を有する。本無粒界型磁気抵抗効果素子を用いれば、電気抵抗を低く抑え、発熱の問題を回避できる

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

 

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

現実の素子化には、薄膜化が必要であると思われる。薄膜化の際にも粒界の導入を抑えれば、低抵抗・高感度の磁気抵抗素子が実現できると考えられる。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

無粒界型磁気抵抗効果及びその製造方法

守友 浩

科学技術振興事業団

  〔 〕有

  〔○〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。