シーズNo. 25 

 

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

酸化処理による磁気抵抗膜の作成方法

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔○〕材料(No.4)、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔 〕環境(No  )、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

磁気抵抗素子、酸化物材料、膜

 

提案者職名・氏名

所属機関名(学部・研究室名)

守友 浩

名古屋大学大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻

応用物理学分野 光物理工学研究グループ

 電 話

052-789-4449

 mail

moritomo@cirse.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3724

 ホームページ

 

 

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

 低抵抗率・交感度の磁気抵抗素子を作製し、磁気ヘッド等に応用する。製造プロセスを簡略化する。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

磁気抵抗効果を発現するためには、ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタルの接合領域を作製しなければならない。二重ペロブスカイト型酸化物はハーフメタルであるが、酸素を導入することにより絶縁体化することを発見した。この性質を利用することにより、ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタルの接合領域を酸化処理で作製することができる

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

従来技術では、三層膜構造(ハーフメタル/絶縁体/ハーフメタル)を作製することにより、磁気抵抗効果を発現している。しかしながら、プロセスが複雑なためコストがかかり、分留まりがわるい。文献は、例えば、Y. Lu, et al. Phys Rev.B54(996)R8357。本製造過程は単純であり、歩留まりが高くなる。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

 

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

今のところ、磁気抵抗効果が小さい。ただし、マスク等を用いて酸化処理を行えば、磁気抵抗効果の改善が大いに見込まれる。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

酸化処理による磁気抵抗膜の作成方法

守友 浩

名古屋大学

  〔 〕有

  〔○〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。