シーズNo.１５３　　　　

平成１６年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

研究開発テーマ （シーズ）

発声のメカニクス

技術分野（該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎。		研究段階（該当に○）
〔○〕材料（No０５）、 〔○〕ﾊﾞｲｵﾃｸﾉﾛｼﾞｰ（No０８）、 〔　〕情報通信（No　　） 〔　〕機械（No　　）、 〔◎〕医療・福祉 （No２７）、 〔　〕ｴﾈﾙｷﾞｰ　（No　　） 〔　〕環境（No　　）、 〔　〕その他　　 （No　　）		基礎　 　 応用
			ａ	ｂ	ｃ	ｄ
			○
キーワード(５つ以内)	発声、声帯振動、剥離・再付着流、流体関連振動、計算バイオメカニクス

提案者職名・氏名		所属機関名（機関名・学部・研究室名）
助教授・池田忠繁		名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 構造力学研究グループ
電　話	052-789-4407	e-mail	ikeda@nuae.nagoya-u.ac.jp
ＦＡＸ	052-789-4407	ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ	http://structure.nuae.nagoya-u.ac.jp

［研究成果があり、公開可能な技術シーズ］

研究開発の目的 （研究の目的、最終的な事業化分野）	音声障害の診断、治療の補助、人工音声の生成
研究開発の内容（概要） (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)	高振動数で振動する声帯の隙間を通る、振動し、剥離する流れの計測、その複雑な流れの簡略化モデルの確立、声帯−気道モデルによる正常、異常音声の生成シミュレーションなどを行っている。
新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)	振動し、剥離する流れの計測により、１次元剥離・再付着流モデルを提案し、このモデルを用いた声帯−気道モデルによる音声の生成シミュレーションを行っている。振動し、剥離し、再付着する流れを精度良く記述できる１次元流モデルは他にはないと思われる。
地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)	反回神経麻痺や声帯ポリーブなどに対する、最適な手術手法の選択を補助するような医療診断解析サービス業のような新産業の創出等が考えられる。また、より自然な人工音声が開発されれば医療・福祉機器、ロボット産業へも貢献することができる。
実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)	今後、耳鼻咽喉科医らとのさらなる話し合いをすすめ、モデルの精密化などを行うことが必要である。医療機関、医療・福祉機器業界、ロボット産業との共同研究が考えられる。
関　　連 産業財産権

　注意事項：　�@ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

　　　　　　　�A 掲載していただく技術シーズは、シーズ集、ホームページ等での公開を前提に記載して

　　　　　　　　 いただいておりますので、非公開情報の欄は「非公開」とのみ御記入下さい。