シーズNo.146
平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
有機塩素への選択的エネルギー注入による廃棄物の高効率脱塩処理 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔 〕材料(No )、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔○〕環境(No36)、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
マイクロ波、有機塩素、脱塩処理技術 |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(機関名・学部・研究室名) |
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教授・森 滋勝 |
名古屋大学 エコトピア科学研究機構 先端技術共同研究センター |
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電 話 |
052-789-3377 |
E– mail |
mori@nuce.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-3271 |
ホームページ |
http://www.ccrast.nagoya-u.ac.jp |
[研究成果があり、公開可能な技術シーズ]
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
廃棄物中に含まれる塩素分は、燃焼あるいはガス化などの高温場において腐食性ガスとなりボイラー内壁材や熱交換パイプの腐食の原因となる、また条件によってはダイオキシンの発生に大きく影響を及ぼすなど問題点があり、その分離除去技術は、廃棄物のサーマルリサイクルプロセスを展開する上で重要な課題として位置づけられる。上記に鑑み、当該提案者は、有機塩素に対するマイクロ波の選択的エネルギー注入に着目し、マイクロ波を利用して、有機塩素のC-Cl結合を直接励起させることにより廃棄物全体を加熱熱分解させることなく事前に高効率脱塩素化する技術についてこれまで研究を行っている。本技術を活用することで、廃棄物発電などのサーマルリサイクル分野や廃棄物処理事業の更なる展開が図れるものと考える。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
有機塩素化合物の熱分解特性を把握した上で、有機塩素のマイクロ波照射による選択的加熱および塩素の化学結合切断効率を実験的に明らかにする。実機設計に必要な各制御パラメーターやマイクロ波照射方法について検討を行う。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
マイクロ波を利用して、有機塩素のC-Cl結合を直接励起させることにより廃棄物全体を加熱熱分解させることなく高効率に脱塩素化する点に、本研究の独創性が存するものと考える。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
有機系廃棄物のサーマルリサイクルについては、現在様々な取り組みがなされており、非常に注目度の高い技術である。当該研究により、より高効率で環境負荷の小さな廃棄物リサイクルが可能となるばかりか、廃棄物発電の高効率化に大きく貢献できるものと考えられる。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
現時点においては、基礎的な特性などに関するデータの収集および装置設計に資する検討を行っている。共同研究先としては、有機系廃棄物処理およびそのサーマルリサイクルに関する事業を展開している企業が挙げられる。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: ㈰ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
㈪ 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の欄は「非公開」とのみ御記入下さい。