シーズNo.141
平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
固体産業廃棄物の再資源化および再利用法の開発と評価 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔○〕材料(No 01 )、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔 〕 エネルギー(No ) 〔◎〕環境(No 36, 37)、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
セラミックス系廃棄物、環境浄化材、熱水処理、スラッジ、焼却飛灰 |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・伊藤秀章 |
名古屋大学 エコトピア科学研究機構 環境システム・リサイクル科学研究部門 |
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電 話 |
052-789-5854 |
E– mail |
hitoh@esi.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-5849 |
ホームページ |
http://www.esi.nagoya-u.ac.jp/ |
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
再資源化や無害化が困難な難処理人工物の総合的な管理システムを開発するために、我々の提唱するレスキュー・ナンバーを用いた最適処理法評価システムの開発を行っている。特に構造用・機能性セラミックスや焼却灰・スラッジ等の無機系固体産業廃棄物を取り上げて、その分解・無害化技術や再利用に関する事例研究を行っている。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
次のような固体産業廃棄物の処理技術を重点的に開発・評価している。 @ 熱水/超臨界流体を用いるセラミックスの再生処理法の開発 A 雰囲気制御型熱処理による超硬合金スクラップの再生処理法の開発 B 無機・有機固体産業廃棄物を原料とする多孔性バルク体の合成と環境浄化材への応用 C スラッジ、焼却飛灰・焼却灰の無害化処理と有効利用への応用 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
固体産業廃棄物の再資源化・再利用技術の開発においては、個々の処理技術の開発と同時に、「何をどのようなシナリオで処理すれば、最も地球環境に優しいリサイクルとなりうるか」の評価技術の開発が重要である。当研究室では、上記のような各種固体産業廃棄物の処理技術を、レスキュー・ナンバー評価システムによって自己診断する。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
セラミックス、自動車関連の業界を抱える東海地区において、材料、機械加工関連企業から排出される固体産業廃棄物を効率的に回収、分離、分解、無害化、再生処理を行い、これらの再資源化または有効利用を図るための新規産業を創出することを目指す。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
シーズをもとに関連の企業と2〜3年の共同研究を実施して、実用化への目途を図りたい。 |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。