シーズNo.136 

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

環境影響を考慮した交通基盤施設のライフサイクルアナリシスに関する研究

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔 〕材料(No  )、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔○〕環境(No38,41)、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

環境促進実験、環境負荷低減、ライフサイクルコスト、交通基盤施設、耐久性

 

提案者職名・氏名

所属機関名(機関名・学部・研究室名)

教授・伊藤義人

名古屋大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻

社会基盤工学分野 社会基盤設計学研究グループ

 電 話

052-789-2737

 mail

itoh@cirse.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3734

 ホームページ

http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/staff/lab8/y-itoh.html

[研究成果があり、公開可能な技術シーズ]

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

環境が鋼材やゴム材の劣化に及ぼす影響を環境促進実験を用いて検討する。このデータを用いて交通基盤施設の環境影響を考慮したライフサイクルコストの評価方法の開発を行うとともに、環境負荷を低減する交通基盤施設のあり方について検討する。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

オゾン、酸性雨、日射、飛来塩分および乾燥湿潤をサイクリックに変化させることが可能な環境促進実験装置に、鋼材やゴム材などの供試体を設置する。適度なサイクルごとに数体の供試体を取り出し、各材料の劣化状況を観察するとともに、力学的性能の変化について検討する。これらの各材料のデータを用いて、交通基盤施設全体の寿命予測やライフサイクルコストの評価を行う。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

環境が交通基盤施設に及ぼす影響の数十年先の予測を、環境促進実験により比較的短期間で可能にしている。基盤施設の設置場所の環境を個別に考慮できるオーダーメイド性能せっけいの枠組みを考えている。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

地域環境問題への貢献。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

現在では基礎的研究段階にあるため、今後実用化へ向けて検討していく。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

 

 

 

  〔 〕有

  〔 〕無