シーズNo.１３４　

平成１６年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

研究開発テーマ （シーズ）

アルミニウム・エンジンシリンダ内面硬質コーティングプロセスの開発

技術分野（該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎。		研究段階（該当に○）
〔○〕材料（No３　）、 〔　〕ﾊﾞｲｵﾃｸﾉﾛｼﾞｰ（No　　）、 〔　〕情報通信（No　　） 〔○〕機械（No２２）、 〔　〕医療・福祉 （No　　）、 〔○〕ｴﾈﾙｷﾞｰ　（No２９） 〔◎〕環境（No３６）、 〔　〕その他　　 （No　　）		基礎　 　 応用
			ａ	ｂ	ｃ	ｄ
						○
キーワード(５つ以内)	表面改質、アルミ、エンジン、

提案者職名・氏名		所属機関名（機関名・学部・研究室名）
教授・篠 田　剛		名古屋大学大学院工学研究科　マテリア理工学専攻　材料工学分野 熱加工材料プロセス研究グループ
電　話	052-789-3367	e-mail	shinoda@numse.nagoya-u.ac.jp
ＦＡＸ	052-789-5347	ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ

［研究成果があり、公開可能な技術シーズ］

研究開発の目的 （研究の目的、最終的な事業化分野）		地球温暖化防止のための軽量アルミニウムエンジン開発に寄与するものである。従来の鋳くるみプロセスに比べ、エンジン解体時の環境負荷を軽減できる。アルミエンジンの脱・鋳鉄化とスクラップ時の鉄・アルミ分離作業の単純化と環境負荷低減を意図している。
研究開発の内容（概要） (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)		アルミニウムエンジンシリンダの内面の表面改質を想定した基礎実験を実施した。アルミニウム系の硬質材料を摩擦現象により内表面に接合する独創的なプロセスの開発を試みた。エンジンシリンダの内面のコーティングに成功している。接合強度はアルミ基材と同等である。
新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)		世界に類例のない技術である。
地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)		中部地区の自動車産業および機械産業に貢献できる。
実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)		科学技術振興機構のプロジェクトで技術的なバリアーはほぼ克服できた。共同研究の相手となる企業はないが、開発に理解のある企業を求めている。
関　　連 産業財産権	発明（考案）等の名称		発明者	出願人	外国出願
	円柱内面のコーティング方法		加藤喜久、篠田剛	加藤喜久、篠田剛	〔　〕有 　〔○〕無

　注意事項：　�@ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

　　　　　　　�A 掲載していただく技術シーズは、シーズ集、ホームページ等での公開を前提に記載して

　　　　　　　　 いただいておりますので、非公開情報の欄は「非公開」とのみ御記入下さい。