シーズNo.102 

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

 永久磁石モータのセンサレス制御

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔 〕材料(No  )、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔○〕機械(No20)、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔 〕環境(No  )、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

永久磁石モータ、センサレス制御、高性能制御

 

提案者職名・氏名

所属機関名(機関名・学部・研究室名)

教授・大熊 繁

名古屋大学大学院工学研究科 電子情報システム専攻

情報・通信工学分野 情報システム研究グループ

 電 話

052-789-2775

 mail

okuma@nuee.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3140

 ホームページ

http://www.okuma.nuee.nagoya-u.ac.jp/

[研究成果があり、公開可能な技術シーズ]

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

ロボット、自動車、家電機器等に使用される永久磁石モータの制御を、位置センサと速度センサを用いることなく実現する。

 

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

新しく作り上げたモータモデルに基づき、制御理論を用いた制御法により、停止から低速、中速、高速領域までのセンサレス制御を実現した。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

モータモデルは新規なものであり、世界で初めての提案である。他のモデルに比べて省略がないため、正確な位置推定が可能となった。制御理論で裏付けされた制御のため、制御の定量的な評価が可能となる。

 

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

東海地区はものつくりの地域であり、自動車、工作機械、家電機器などにおける駆動部にはモータが用いられている。高価なセンサを用いることなく駆動部を実現することにより、高速・高精度なモータ制御を安価に提供できる。産業界へのインパクトは極めて大きいと考える。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

既に、多くの企業から共同研究の申し込みがあり、実用化は2,3年後と考えている。一部は既に実用化されている。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

 

 

 

  〔 〕有

  〔 〕無