シーズNo. 10

平成16年度「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

環境浄化用セラミック触媒の開発

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔◎〕材料(No04)、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔○〕環境(No39)、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

熱安定性セラミックス、NOx浄化触媒、複合材料、ナノ構造制御

 

提案者職名・氏名

所属機関名(学部・研究室名)

助手・山口十志明

名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻

応用化学分野 無機材料化学研究グループ

 電 話

052-789-3345

 – mail

yamaguch@apchem.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3182

 ホームページ

 

 

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

熱安定性に優れた排ガス浄化用セラミックス触媒材料および触媒システムの開発と評価を研究目的としている。この材料が開発は、様々な作動環境に応じた排ガス浄化用触媒として広く応用可能である。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

触媒材料には、高活性、高比表面積、高選択性、高熱安定性などの特性が求められる。本研究では、安価で簡便、微構造制御が可能など優れた特徴を有する化学溶液法を用いてセラミックス触媒材料の合成を行っている。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

従来の触媒材料と比較して、高い触媒活性を保持したまま熱安定性の向上が可能な新規セラミックス触媒材料であり、応用分野の拡大が期待される。化学溶液法は、前駆体制御によりナノ構造制御を可能とし、かつセラミックス触媒材料の低温合成を行うことが可能となる。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

今後、さらに排ガス規制が厳しくなる中、様々な作動環境に対応した新規セラミックス触媒材料として環境面や産業への貢献は大きい。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

現在、材料設計に関する指針、セラミックス材料の選択、触媒システムの構築に成功している。今後は、さらなる厳しい作動環境下での耐久試験等、実用化に向けた最終試験を試みる。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

 

 

 

  〔 〕有

  〔 〕無

 注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。

       A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています

         ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。