シーズNo.102
平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」
研究開発テーマ (シーズ) |
窒素酸化物(NOx)等の有害燃焼排出物生成量を正確に予測するための数値解析手法の開発と検証 |
技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎ |
研究段階(該当に○) |
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〔 〕材料(No )、 〔 〕バイオテクノロジー(No )、 〔 〕情報通信(No ) 〔 〕機械(No )、 〔 〕 医療・福祉(No )、 〔○〕 エネルギー(No29) 〔◎〕環境(No39)、 〔 〕 その他(No ) |
基礎 応用 |
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a |
b |
c |
d |
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○ |
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キーワード(5つ以内) |
乱流燃焼,窒素酸化物,乱流燃焼モデル,数値解析,反応性ガス力学 |
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提案者職名・氏名 |
所属機関名(学部・研究室名) |
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教授・山下博史 |
工学研究科・機械情報システム工学専攻・環境情報システム講座 |
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電 話 |
052-789-4470 |
E– mail |
yamashita@mech.nagoya-u.ac.jp |
FAX |
052-789-4470 |
ホームページ |
http://www.eess.mech.nagoya-u.ac.jp |
研究開発の目的 (研究の目的、最終的な事業化分野) |
窒素酸化物(NOx)等の有害燃焼排出物生成量を正確に予測するための数値解析手法を開発し,その検証を行う。 |
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研究開発の内容(概要) (研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください) |
省資源・省エネルギーおよび大気汚染物質低減の両面から,燃焼現象の科学的解明は緊急の課題である。なかでも実用的に最も多く用いられている乱流火炎は,時間的および空間的に激しく変動し極めて複雑な構造となるため,未だほとんど解明されていない。このような乱流火炎に対して,厳密な流体力学と詳細な反応動力学から成る反応性ガス力学と,最新の乱流燃焼理論を駆使した精密科学的なアプローチによる有害燃焼排出物生成量の数値解析手法の開発と検証を行う。 |
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新規性、独創性 (当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に) |
乱流火炎に対して,これまでのような現象論的手法ではなく,厳密な流体力学と詳細な反応動力学から成る反応性ガス力学と,最新の乱流燃焼理論に基づく精密科学的なアプローチを行うという点が新規的,独創的である。すなわち,厳密なボルツマン方程式から導出された多成分系流体力学と,大規模な詳細素反応機構を考慮した反応動力学から成る反応性ガス力学に立脚している。 |
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地域経済への波及効果 (本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等) |
この数値解析手法が実用化されれば,各種の複雑な形状をした実用的な燃焼器に容易に適用でき,新しい高効率低エミッション燃焼器の開発に大きく寄与できると考える。 |
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実用化への見通し (共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等) |
提案者が伝熱工学・燃焼工学の分野で長年にわたって独自に築いてきた数値計算技術や数多くの学術的な成果を取り入れることにより,十分実用化の可能性があると考えている。(燃焼炉を開発する燃焼機器メーカや,それを利用している製品製造業) |
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関 連 工業所有権 |
発明(考案)等の名称 |
発明者 |
出願人 |
外国出願 |
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〔 〕有 〔 〕無 |
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注意事項: @ 記入事項が多い場合は、縦方向に枠の大きさを広げて下さい。
A 掲載して頂く技術シーズはシーズ集・ホームページ等での公開を前提に記載していただいています
ので非公開情報の箇所は「非公開」と御記入下さい。