シーズNo.

平成15年度名古屋大学工学研究科「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」

 

 研究開発テーマ

   (シーズ)

二次電池用リチウム正極材料の開発

 

技術分野(該当分野に○印を付け別表の該当番号を記入。複数の場合は主なものに◎

研究段階(該当に○

〔○〕材料(No04)、 〔 〕バイオテクノロジー(No  )、 〔 〕情報通信(No  )

〔 〕機械(No  )、 〔 〕 医療・福祉(No  )、 〔 〕 エネルギー(No  )

〔 〕環境(No  )、 〔 〕 その他(No  )

 基礎          応用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーワード(5つ以内)

新規正極材料、二次電池、リチウム化合物

 

提案者職名・氏名

所属機関名(機関名・学部・研究室名)

教授・平野眞一

工学研究科・応用化学専攻・無機材料化学講座

 電 話

052-789-3343

 mail

hirano@apchem.nagoya-u.ac.jp

 FAX

052-789-3182

 ホームページ

 

[研究成果があり、公開可能な技術シーズ]

 研究開発の目的

(研究の目的、最終的な事業化分野)

高容量でかつ充放電サイクル特性に優れた新規リチウム化合物正極材料の開発と評価を目的として研究している。

次世代高効率二次電池産業に貢献する。

研究開発の内容(概要)

(研究の内容・課題等を具体的に、必要に応じ資料を添付してください)

省エネルギー面および製造装置からも優れた方法によって、高容量で安定なリチウム化合物の合成に成功している。この化合物は、170度程度の温度での熱水反応によって合成が可能であり、製造のために高温や特殊装置を必要としない。

 新規性、独創性

(当該シーズの新規性・独創性・優位性等を具体的に)

従来のリチウム系化合物正極物質に比べて電流容量が高く、また、より安価な原料から合成できる化合物である。

充放電のサイクル特性に優れている。

結晶性の微粒子を、高温での固相反応でなく、200度以下の熱水中で単一課程にて合成することに成功している。

地域経済への波及効果

(本研究によって期待される成果・効果、地域への貢献、産業界へのインパクト等)

今後さらに、次世代の二次電池として開発が緊要な正極物質に係る研究成果であり、産業への貢献は大であると考えるが、当地域での工業化が可能か否かは、企業とのマッチングによる。

 実用化への見通し

(共同研究の相手となる企業・業界、実用化までの期間等)

物質の設定と合成条件の基礎研究はほぼ終了している。

あとは、より長時間での作動試験とエージング試験が必要である。

 関  連

工業所有権

  発明(考案)等の名称

    発明者

   出願人

  外国出願

 

 

 

  〔 〕有

  〔 〕無