国際交流

留学体験記

若山 幹晴

留学先大学名(国)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(USA)
所属:工学研究科機械理工学専攻2年
留学期間:2010年9月14日~2011年7月6日
     名大大学院1年次に留学

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写真 僕は、2010年9月から名古屋大学の交換留学制度を利用してカリフォルニア大学ロサンゼルス校(以下、UCLA)に留学しました。
UCLAはカリフォルニア州のロサンゼルスにあり、12月でも暖かい日はTシャツ1枚で過ごせるほど気候も穏やかです。ビバリーヒルズやサンタモニカビーチなどにも近く、赤レンガを基調としたキャンパスは映画の撮影などにも使われるほど。スポーツも盛んで、多くの競技で優秀な成績を残しています。
 また、日本の大学にはないような授業がたくさんある上、ジムやプール、テニスコートなども無料で開放されるなど設備も充実。生徒のやりたいことは大学がサポートする体制も整っており、入学出願者が全米一というのも頷けます。学生は大学を誇りに思い、活気に溢れたUCLAで学べたことは本当に良かったです。

写真 渡航してまもなくは、ネイティブスピーカーの話す英語がとても速く、聞き取ることも難しく授業についていくのに苦労しました。しかし、英語に慣れてくると、今までコミュニケーションを取ることができなかった外国人をとても身近に感じるようになり、友達も増えました。授業で分からないところも教授に直接質問できるようになると、自分に対して自信を持つことができ、何事に対してもチャレンジしてみたいという気持ちもうまれました。

 今まで勉強する機会のなかった分野の授業にも積極的に取り組むようになりました。冬休みにニューヨークで観賞したミュージカルに感銘を受け、もっと知りたいと思ったところ、ミュージカルの歴史という授業を見つけ受講。ミュージカルの聖地と言われるアメリカで学び、知識をつけた状態で観ると一層興味を持つように。ゴスペルの授業では実際に100人を超える規模で歌うなど、ゴスペル音楽の素晴らしさや楽しさを、身を持って体験することがでました。

写真 今回、自分の将来について考える機会もありました。今まで自分の専攻は機械工学で、機械系の仕事につくことを考えていましたが、アメリカに行ったことでNASAに興味を持ち、宇宙について学びたいと思うようになりました。日本ではなかなか受けることのできない宇宙についての授業。日本より2歩も、3歩も進んでいるアメリカの宇宙科学の現状や実績など様々なことを勉強することで、宇宙への興味が大きくなり、自分の将来について再度考えるようになりました。

写真 そして、アメリカの学生は日本の大学生よりも勉強する時間が長いと感じました。こちらの授業形態は、中間テストと期末テスト、ほぼ毎回出される宿題と出席などが評価基準となるのが普通です。1つの授業が週に2、3回あり、宿題は量も多く、毎回出されるので、平日はほぼ宿題に追われる生活です。また図書館も朝7時から翌朝6時まで開いているので、夜通し勉強する学生も多数います。
 その代わりと言っていいか分かりませんが、金曜日の夜から土日にかけて学生は大いに遊びます。キャンパス外のアパートメント街ではどの建物からも大音量の音楽が聞こえ、ドレスアップした学生が街をうろつきます。UCLAのあるウエストウッドという街は比較的安全な街なので夜遅くまで出歩く学生も多いです。

 この留学で英語はもちろん、様々な観点で成長できたと思います。日本ではよく外国人という言葉を使いますが、アメリカに行くとみんなが外国人であるためそのような概念もなく、一人の人としてどのように行動するかというのが大切になっていきます。
今まで気づくことができなかった日本の良さを実感したり、アメリカの良さに気付くことも。なにより、周りの人への感謝の気持ちが生まれ、新しい自分に成長できたと思います。

写真 留学の準備はとても大変ですが、留学から得られる経験や友達は本当に人生の財産になると思います。行く前は本当に不安でしたが、帰国した今行動を起こして良かったという気持ちしかありません。ぜひ、みなさんもしっかり準備をして、海外で学ぶ機会を得てほしいと思います。